蒸し暑い日が続きますね。
水分補給を忘れずに、体調管理をしましょう。
さて、昨日は教室で、毎年恒例の小学生による七夕会&ミニコンサートを開催しました。
先ずは、いつものように生徒さんと連弾!5年生の二人は少し難しい曲でしたが、練習を最後まで頑張り、本番はなかなかの出来ばえでした。
連弾は一人では練習にならないので、難しい曲になると仕上げるのが結構大変です。でも、楽しんで弾いてくれたら何よりです。
連弾の後は、私から生徒さんたちへ音楽のプレゼント。
今回はブルクミュラー18の練習曲より「大雷雨」と「ゴンドラの船頭歌」の2曲を弾きました。2曲なんですが、作曲したブルクミュラーさんは、この2曲をセットで続けて弾いてほしかったようです。
2曲の調性に相関関係(バッハの平均律のプレリュードとフーガのような)はないのですが、何故かこの2曲は続けて弾くとしっくりきます。私の大好きな曲の一つです。
特に「ゴンドラの船頭歌」は若き日に、東京で竹芝桟橋から浅草まで水上バスに乗った時のことを思い出し、ついつい感情移入してしまいます。
この曲でのゴンドラはベネチアの運河のものと思われますが・・・宇治なら宇治川の鵜飼船!?ちょっとちがうか(笑)。左手のさざ波の伴奏に乗って、右手が旋律を歌います。
8分の6というリズムは「舟歌」特有のリズムでもあります。さざ波の表現法として、3拍×2という複合拍子(6拍子ですが2拍です)が適していますね。5年生の男子くんと連弾した平吉毅州さん作曲の「はるかなる海への船出」もこのリズムです。
生徒さんたちには「大雷雨」の方がわかりやすかったようです。こんな曲もあるんですね~。
さて休憩に小さなゲーム(すごろくのような・・・)をした後は、生徒さんのソロ演奏でした。少し緊張気味の生徒さんや、練習よりも上手に弾いた生徒さん・・この4月に入会したばかりの小3の女の子も、みんなの前で弾くのは初めてでしたが、大成功でしたよ!
みんな良く頑張りました!
そして居間に移動して七夕会です。軽いおやつとジュースだけで、なぜか盛り上がり(笑)、願いをこめて短冊を書きました。
ここ数年「○○になりたい」とか「ピアノが上手になりたい」というのが減って・・「健康になりたい」とか「家族が幸せに暮らせるように」などが増えています。こどもたちが夢を持ちにくいのでしょうか?かなり現実的な気がします。
もちろん「健康で幸せ」とういうことは基本ですが、小さい子どもたちが思うことなのかな?と少々心配になります。「少年よ大志を抱け」なんて、今は流行らないのかも知れませんね。
でも夢は大きく持ってほしいな、と思います、
「ピアノの先生になりたい」と書いてくれるのは、とっても嬉しいのですが、ピアノの先生だけでご飯食べていくのはかなり難しいですからね~
まあ、それは何の仕事でもそうなんですから。子どもたちの方が現実を良くわかっているのかもしれません。
最後にお土産のクッキーをお渡しして解散。今回は無添加・天然色素使用の安全な手作りクッキーにしました。「食の安全」を考慮し、今年から少しこだわって選ぶことにしました。また、みなさんの感想を聞かせてくださいね。
なんとか今年も無事終了。
しかーし、「七夕さま」の歌をうたうの忘れました(笑)あらら・・
反省。。。