今朝の宇治川。快晴です。
このところ、朝晩だいぶ冷えるようになりましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
10月は様々な事があったにもかかわらず、ブログの更新が全く出来ず、気が付くと11月に入ってしまいました。
10月20日(日)に京都市立堀川音楽高校音楽ホールにて、ピアノステップ(アドバイス付き演奏会・検定)が開催されました。
このホールは素晴らしいホールで、スタインウェイピアノが弾けるということもあってか、毎年ハイレベルで、ピアノを始めたばかりの幼児さんから大曲を弾くセミプロ的?大人の方、趣味のご高齢の方まであらゆる世代の方が参加されます。今年も99名の方が熱演を繰り広げました。
私の教室からも小1の生徒さんが参加しました。この女の子は、今年の2月に入会したのですが、メキメキと上達し、この日は早くも2回目のステップ参加でした。
普段はいつもニコニコして、底抜けに明るく、ピアノが大好きな生徒さんですが、演奏前の舞台袖では、人を寄せ付けない雰囲気で、緊張というか、集中している感じに見えました。私は舞台袖から生徒をステージに送り出す時「行ってらっしゃい!」と言うのですが、なんとその言葉に対し「行ってきます!」と…
初めてでした。30年以上これをやっているんですが(笑)普通の子は緊張で言葉が出ないものですが。
そして演奏は素晴らしかった!練習よりも上手に弾けました。輝いていました。
そして結果を聞いてびっくり!Sが3つも付いていました。ステップでは3名のアドバイザーとよばれる先生から評価(SABCDの5段階でBが基準)と直筆のアドバイスをもらえるのですが、Sはなかなか付きません。今回は3名全員の先生が、2曲中いずれかの曲にSを付けたのです。誰が聴いても間違いなく感動の演奏だったということですね。
本人もおおはしゃぎ!「早く先生に知らせたい!」とホール中私を探したのだとか。
彼女には、自発的に練習する姿勢、私の指導を吸収する能力、自宅練習でそれを身につける能力、練習して仕上げた通り(それ以上に!)に本番で実力を発揮できる能力。そのすべてが備わっていると言えます。
これからも末永くピアノを愛し、続けていけるように指導&サポートしたいと思います。
また、中学2年生の生徒さんは合唱コンクールの伴奏者に抜擢され、夏休み返上でずっと練習してきましたが、10月25日の文化祭で本番を迎え、無事に弾き終えたとのこと。お母様からもご連絡を頂きました。
小学生の時から、伴奏をしたかったのに、いつもオーディションで残念な結果だったので、本当に夢が叶って良かったです!
アップテンポで難しい曲でしたから、一時はどうなるかしら?と心配しましたが、やはりそこは若さですね。「やろう!」と決めたらまっしぐら!!
「為せば成る!」という言葉を思い出させてくれました。
最近は私の成長は止まっておりますが...(笑)
生徒さんたちの成長に支えられ、楽しく生きております。みんなの笑顔で元気になっています。
「教えすぎない音楽教育」が実を結び始めたかな…と感じるこの秋です。
寒暖差が大きい季節ですね。風邪など引かぬよう、気をつけましょう。