楽しくレッスン♪ こども・大人・シニアの方も! さあ音楽を始めましょう♪

もうひとつのハプニング

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    神戸布引ハーブ園へ向かうロープウェイから。 頂上までもう少し!景色を楽しもう!

 

 

今日は先週小指のケガをしてしまった小4のピアノ姫の補習レッスンでした。

幸いなことに骨折はしていなかった為、なんとかコンペ本番には間に合いそうです。

 

本番前、魔物がやってくること、結構ありますよ。

「厄落とし」と考えて、前向きに本番に臨みましょう。本番に強い姫のことだから、大丈夫!

 

今日のレッスンでは、先週左手のみの練習を沢山した成果が表れていました。物事はすべて良い方向に捉えましょう。

ポジティブに。そして残り少なくなった本番までの日々、せいいっぱい練習と音楽を楽しんでね!

先生~~どうしましょう!?

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今朝、家の前の植え込みに、数匹分のセミの抜け殻を発見しました!

まだ梅雨があけていないんですがね、、

連日の暑さで・・・セミさん、ちょっぴり早まったかな・・

 

さて、先日レッスンを終えて、ある生徒さんのお母様に電話を入れました。今週末のコンペに参加するピアノ姫の練習状況のチェックに。。

すると、大変なことになっていたんです。なんでも、前回レッスンを受けた日の夜から風邪で高熱を出して寝込んでいるというのです。

 

あらら・・・病気の時はピアノ、休むしかないです。よく休みましょう。

大丈夫!もう3か月以上練習し、6月にはリハーサルとしてピアノステップにも参加しました。

 

次のレッスンでは、立て直し法も指導しますよ!そして、もう一度脱皮して(笑)ピカピカにしましょう!だから、とりあえず、今はゆっくり休んでね!お大事に。。

 

七夕会&ミニコンサート2016

7月2日(土)教室で、小学生の生徒さんたちと七夕会を開催しました。

京都は、梅雨が明けたかのような晴天と暑さに見舞われましたが、皆、元気な演奏を聴かせてくれました。

 

第一部は先生と連弾。練習通りにピタッと合った生徒さん、さすがーー!と思えば、仕上がりにちょっと不安があったものの、本番ではバッチリ決めた生徒さん!そして、練習で完璧だったのに、ちょっぴり転んでしまった生徒さん・・・

みんな個性あふれる演奏で、連弾相手を務めた先生も、スリルで(笑)ドキドキしながらも、とっても楽しめました。

 

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続いて第2部では先生が皆さんへピアノ演奏の贈り物。

七夕にちなんで「星のうた」(田中カレン作曲)と「真夜中の火祭り」(平吉毅州作曲)を披露しました。

「星のうた」では目を閉じて聴いてもらいました。何か見えたかな?

えーっ??真っ暗だったって??笑!

 

 

第3部に移る前にレクレーションタイムです。今回は「音楽かるた」をしました。

すごく速くカードを取る4年生のベテラン男子!さすがです。また、1年生男子くんは習っていないはずなのに、勘で取って大当たりしたり「フェルマータ」記号を「ヘルメット」と言って大はしゃぎ!

私が想像していた以上にみんな楽しんで仲良くなり、リラックスした雰囲気で第3部に入ることができました。

・・・リラックスしすぎ!

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                     ヘルメット?をかぶる小1男子くん

 

ソロの演奏は日頃の練習がそのまま演奏に出るのでした。今年は2曲、または組曲より抜粋で選曲。コンペティションに参加する生徒さん2名は2週間後に控えた本番に向けてのリハーサルにもなりました。

ステップや七夕会以外の時でも、コツコツ練習している生徒さんには、自信を感じますよ。

これからもカッコいい曲や素敵な曲をたくさん弾いていきましょうね。

 

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最後は七夕会。

いろんな願い事があるのね♡

 

そういえば、先生はまだ書いてなかった!

何を願いましょうか~

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遅刻

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遅刻しても平気な人、最近増えてきています。

小さい生徒さんを送り迎えするご父兄の方、一人で通ってくる少し大きい生徒さん・・

そして、大人の方も(これは厄介!)

 

誰でも、遅刻してしまう時はありますよね。

みんな忙しいし、交通渋滞でバスや車が遅れたり・・・

思わぬハプニングで足止めされたり!

 

でもでも、そうではないのに、遅刻しても全く謝らない「ごめんなさい」も「すみません」もない!

 

近年、生徒さんは「お客様」になってしまった私たちの業界。

ピアノ教室だけではありません。他の習い事や、塾から大学まで、生徒さんはお客様。

「お客様は神様です!」って言葉が昔々流行りましたが、、??

 

確かにお客様には違いありませんが、習う側がお客様気分では、上達は望めないでしょう。

習い事というのは、師弟の信頼関係の上に成り立つものです。

 

珍しく、先生は怒っています!!

 

鍵盤の女王の言葉

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去る6月5日は世界最高のピアニストのひとり、マルタ・アルゲリッチの誕生日でした。その日、CSテレビ(スカパー)でアルゲリッチの特別番組が放送されました。

内容は、毎年開催されている「別府アルゲリッチ音楽祭」や近年の演奏を交えてのインタビューで、マスコミ嫌いのアルゲリッチさんの大変珍しい、貴重な番組でした。

www.tbs.co.jp

私は若い頃、東京文化会館サントリーホールやオペラシティは無かった時代)で、彼女の生演奏を初めて聴いたのですが(小澤征爾指揮・新日本フィル)この世にこんな美しいピアノの音があるのか、と絶句しました。シューマンの協奏曲の緩徐楽章で、自然に涙したことが忘れられません。

18歳の私が大人になった瞬間かも!?「心に響く音楽」と言うより、「魂を揺さぶられる」という感じでした。

まさに天からの使いとしか思えませんでした。以来ずっと大ファンです。

 

 75歳になったアルゲリッチさんですが、指の巧緻性もリズム感も衰えを知らず、エネルギッシュな演奏に以前にも増して音の深み・まろやかさが加わった演奏に釘付けになってしまいました。

 

演奏をしている時は、人を寄せ付けないような堂々としたアルゲリッチさんですが、やはり芸術家・・繊細な部分もお持ちのようです。語り口はとても上品で、シャイなところもお持ちのよう。

故郷、アルゼンチンでは「平和共存コンサート」に参加、これはユダヤ人とアラブ人が理解を深める取り組みのひとつだとか。今年は広島交響楽団とも共演し、「平和と音楽」というテーマで音楽祭を行った。広島県知事から「ひろしま平和音楽賞」を受賞した。

 「音楽はメロディー・ハーモニー・リズムという3つの大切な要素から出来ています。どれ一つ欠けても成り立たない。それぞれの役割がうまく働きあって初めて音楽になる。平和を維持するためには、相手の話によく耳を傾けて、共生していくことが必要。だから音楽をすることは、そういった学びにも繋がる」とお話をされていました。

 

私も、音楽を指導する立場として、こういったメッセージを含ませつつ、日々のレッスンをしてこう、と気持ちが引き締まりました。

 

「今こそ平和と音楽という活動を広げていくことがが必要」と熱く語っていました。

暴力や争いのない、平和な世界の実現・・・

それを思い描くアルゲリッチさんが、ますます好きになりました。

 

 

メヌエットの様式

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                  京都府立植物園にて

 

こんにちは。

関西地方も梅雨入りしましたね。今日は早くも梅雨の晴れ間ですが、蒸し暑いです。

6月19日のピアノステップ・7月2日の七夕会・そしてコンクール、と生徒さんも私も大忙し・・・ブログの更新がすっかり遅れてしまいました。

 

ピティナ・ピアノコンペティションのC級課題曲に、デュセックの「ソナチネ」があります。この終楽章は、メヌエットのテンポで、と速度指示があります。

 そこで、今日は「メヌエット」について、お話してみましょう。

 

メヌエットバロックダンス(宮廷舞踊)の舞曲の一つで、比較的ゆっくりしたテンポで踊られます。リズムは3拍×2の6ステップを一つの単位としています。

ですからメヌエットを弾く時は、楽譜には3拍子と書かれていても、実際には6拍子(2小節)を一つのまとまりとして捉え、流れを感じて演奏します。

皆さんがよく知っているバッハのメヌエットなどを聴いてみると、なるほど!と思うに違いありません。

 

バロックダンスの動画です 

 

C級課題曲のデュシークの「ソナチネ」もメヌエットのテンポですから、2小節単位で曲が進んでいく感じがわかりますね。

 

先日のレッスンでは、バッハのメヌエットの伴奏を、このソナチネ風にして弾いてみたところ、生徒さんにはとてもわかりやすいようでした。

「先生、すごい!」と感嘆の声も。

今弾いている曲に関連付けて、色々な曲を聴いたり弾いたりすることが、とても良い勉強になるんですね。

感覚をつかむためには、「メヌエット」と名が付く曲を片っ端から聴いてみるのも良いでしょう。

 

但し、ソナチネは古典期の曲であり、バロックメヌエットとは少し違います。特にテンポは速めですね。それぞれの時代の空気というものがあるのです。

時代が進むにつれ速い曲が現れます。

 

 

 

語らう

このところ良いお天気が続き、気温も急上昇!

体調を崩さないようにしたいものです。

 

先週、ロシアン奏法で指導されているsae先生のところへ行ってきました。

今回は自分の演奏のためのレッスンではなく、コンペの課題曲についてお勉強。

 

の前に、、先生のお宅のすぐ近くにあるケーキ屋さん(すんごく美味しい!)でエネルギー補給・・・

脳にブドウ糖を送り込む(笑)

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         アールグレイとチョコレートのタルト・うふふ・・

これで集中力はバッチリ!

いざ!

 

C級のプロコフィエフ作曲「バッタの行進」では、バッタの飛び方、着地法・・・

元気のいいの、のそのそバッタ、渋滞中など、いろんなバッタが登場しました。

本当にピアノの弾き方は色々あるんですよ。弾き方で、音色は七変化します。

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  「バッタの行進」冒頭、ぴょんか・ぴょんかとバッタが飛ぶ!

 

また、デュシークの「ソナチネ」ではメヌエットのテンポの上品さの中に、華やかさや躍動感を含ませる弾き方や、曲の推進力(流れる・進むエネルギー)を持たせる指のタッチ・角度なども研究。これはモーツァルトソナタの演奏にも生かせそう!

 

こういう事って、日本のピアノ教育、少なくとも私が受けてきたピアノ教育にはなかったんです。

イギリスに留学され、「ロシアン奏法」を身につけてこられたsae先生は「英国王立音楽院ピアノ演奏家試験」にも合格しています。交流を持たせて頂き、本当に感謝しています。

 

途中、先生に誘われて一緒にお庭に出てみました。広大なお庭!先生の教室の事務の方も一緒にティータイム!&散策

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前日までの雨が、うそのような青空!気持ちよかった!

足元にはへびイチゴ、紫陽花には花芽もついていました。

 

とても充実した、先生と語らいのひと時でした。

学んだことを生徒さんに還元して、厳しくも楽しいコンペ指導ができそうです。