ご無沙汰していましたコーチングシリーズ、今日は「自己愛」についてです。
皆さんは自分のことが嫌いになったことはありませんか?
何をやってもうまくいかない時、失敗ばかりの時・・・
自己嫌悪に陥ってしまったことは?
そんな時は誰かに励ましてもらいたいですか?
でも人には語れないほど、落ち込んでいるかもしれません。
身近な人が(例えば親子関係や夫婦関係、師弟関係など)失敗したり、うまくいかなかったりしている時、皆さんはそれを許せますか?
例えばまったく逆のことを考えてみましょう。
子供さんが生き生きとした笑顔で学校に通ったり、テストで100点をとってきたとき、発表会で見事な演奏をしたとき、自分のことのように喜びますよね。
人を愛することが出来る人は、「自己愛」も持っているといいます。自分のことが好きで、心が満たされているからこそ、人にも親切にできるし、人の幸せを自分の幸せのように感じられるのです。
以前、妙な言葉が流行ったことを思い出しました。
「人の不幸は蜜の味・・・」
そんなこと言う人は、心が満たされていないのでしょうね。
ですから、人の失敗を許せるのも「自己愛」があるからこそなんです。自分を愛せない人は、人を愛することは出来ないといいます。
もちろん自分の失敗も許せず、自分を追い込んでしまうでしょう。
「愛とは、人間の能力を開花させ、その人間の価値を大きく発揮させる、魔術のような行為、現象である」(V・Eフランクル氏の言葉)
コーチ力で最も必要なのは「愛情力」だと、スポーツドクターの辻秀一氏も言っています。
参考文献*「人のためになる人ならない人~コーチ力が生み出す人間力・社会力」 辻秀一著
今日はホワイトデー。
自分へのごほうびに、いちごをふんだんに使ったムースを作りました。
これも自己愛!?
いちごソースも作って、甘酸っぱい春の香りを満喫しました!