きれいな音でひきましょう♪ ピアノレッスンは 想像力・創造力、そして、やり抜く力を育てます♪

ピアノを始める年齢

今日から2月。節分、立春と季節は進みますね。

小さいお子さんをお持ちのお父さま・お母様の中には、この春から、わが子にもピアノやおけいこ事を習わせてみようかしら?とお考えの方も多いことでしょう。

私のピアノ教室では、体験レッスンを実施していますが、体験レッスンにお越しになるお子さんのご父兄から、様々な質問をお受けします。その中から、今回はピアノを始める年齢についてのご質問に、Q&A式でお答えしてみましょう。

 

Q:ピアノは、何歳くらいから習わせたらいいのでしょうか?

A:これは、結構難しい質問です。一般的には早い方が良い、とされていますが、私の経験からすると、必ずしもそうとも言えないんです。小学校中・高学年、あるいは中学性になってから始めても、趣味で弾く程度なら十分に、場合によってはかなり上達する方もいます。

プロの演奏家や専門家・音楽大学を目指すなら身体能力(主に聴覚・手指)の機能開発も含めたトレーニング・レッスンを幼少期(4~5歳前後)から受けるべきでしょう。(但し、ピアノ演奏には、運動神経や身体の巧緻性が要求されるので、早い時期から訓練をはじめたからと言って、すべての人が同じように上達するわけではありません。現実として「向き、不向き、」は絶対的にあります。18歳までにピアノの技巧をすべて習得出来ていないと、クラシックピアノのプロの演奏家になることは難しい、とも言われています。

Q:早期教育が良い、といわれるのは何故ですか?

A:いくつか理由はありますが、第一に挙げられるのは「耳」のためです。絶対音感を身につけたいのなら、4歳くらいまでに、と言われています。

Q:絶対音感がないと、専門的に音楽の道には進めないんですか?

A:ご安心ください。そんなことはありません。絶対音感を持たない音楽家はたくさんいます。ただ、指揮者や作曲家になるには、あった方が有利だといわれています。

Q:うちの子は趣味でいいのですが。

A:趣味でも「良い耳」をつくることが大切です。「耳が良い子」というのは、「絶対音感がある子」ではないんです。「音楽的な耳」をつくることが大切です。そのためにはまず、家庭環境が重要になります。ご家族に音楽家がいらっしゃらなくても、家庭で音楽を聴くか聴かないか、家族で音楽を楽しむ雰囲気があるかないか等で、もの凄く差がでます。

Q:3歳のわが子に習わせるのは、まだ早いような気もしていて、悩みます。

A:0歳~4歳くらいまでは、リズムに対して積極的に反応する時期です。この時期を逃さず、聴覚を通してリズム感・音感を養うことが望まれます。

私の教室では3・4歳のお子さんが習う場合、リズム遊びや音あて、音符読みなどをして、ピアノ教本に入る準備をします。この導入段階を、あせらず、丁寧に行うことが、後々スムーズにピアノ教本に入る上で大切です。親御さんからしてみると、「早くピアノが弾けるようになって欲しい!」というお気持ちがあるのは良くわかりますが・・・

待つことって大切です。想像してみてください、土の中のちいさな種が、目には見えないけれど少しずつ膨らんでいるのを・・・ワクワクです!

 

何歳から始めるにしても、家庭環境を整えた上で、年齢による特質や、個性にあわせた指導を受けることが何より重要なのです。

幼児期に習うことを逃してしまった、とお思いの方、「やりたい時が始め時」です。

 

♪体験レッスンのお申込は下記ピティナHPのピアノ教室紹介サイトよりお気軽に!

 http://www.piano.or.jp/teacher/111022