暑中お見舞い申し上げます。
関西はまるで梅雨のような蒸し暑さが続いていますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?
レッスンは今週、夏休みを頂いております。
昨日は同業者の先輩先生と、地元宇治に3月にオープンした「スターバックス」でお茶したり、音楽談義に花が咲きました。充電して、来週からまた頑張ります!
しかし、休み中も振替の補習レッスンが2件、また、体験レッスンも2件あり新しい出会いもありました。
このところ、お引越しなどの理由で、ピアノの先生を探している生徒さんの体験レッスンを数件お受けしています。
お話を聞きますと、生徒さんも新しい環境に戸惑いつつも、希望と期待を抱いていることがわかります。
ピアノ指導者として何ができるかしら?といつも考えます。音楽を心のよりどころにしてもらえたら嬉しいですね。だから、楽しくレッスンしたい!と思いますが・・・
ところで、他の教室から移って来られた生徒さんに必ずお聞きする質問があります。
Q1.今まで何の教本(教材)を使っていましたか?
Q2.今まで弾いた曲(発表会の曲など)は?
Q3.今まで弾いた曲で、いちばん好きな曲は?
Q4.これから弾いてみたい曲はありますか?
Q5.ピアノ好き?
もちろん、すべての質問に明確に答えてくれるお子さんもいるのですが、
5問とも「わからなーい・・」「忘れたー」というお子さんがなんと多いことか!これがまた小学校高学年になる子に多いんです。あらら、今流行の「記憶にございません」がここにも(笑)
ふと、我が教室の生徒さんは?まさか・・・という気になったりします。(こんど皆に質問してみよう)
ところで、5つの質問にちゃんと答えてくれるお子さんの共通点は?といいますと、
1.家庭で音楽をよく聴いている。(高学年以上ではコンサートにも行く)
2.作曲家や作曲家が生きた時代・国などにも興味がある。
3.発表会などで、他の参加者の弾く曲に興味を持ち、プログラムに☑したり、弾きたい曲リストなどを作っている。
などでしょうか?
これらは、ご入会の時や発表会の時に、私からも指導していますけれども、多くのご家庭ではあまり音楽は聴いていないようですし、発表会やコンクール・ステップなどでも自分の出番が終わったら外へ出てしまう、という現実があります。
ただただ、毎週ピアノの先生のところに行くだけでピアノが上手になる!という魔法があれば良いのですが・・・
皆様も今一度、お子さんが積極的にピアノと向き合うために、必要な環境を見直してみてくださいね。
ご協力お願いいたします。