春は、新しく入会された生徒さんのレッスンが始まる季節です。
4~5歳の小さな生徒さんは、たいがい私が何かをお話すると「なんでー?」と聞いてきます。
あまりに度が過ぎると、そのやり取りでレッスン時間が過ぎてしまう(笑)
ところが小学生になった頃から、この「なんでー?」はパタリと止んでしまいがち。自我が育ち始め、「知ってるもん!」に変わってしまうようです。
私は出来るだけレッスンの最後に「質問コーナー」を用意するのですが、このコーナーで質問を投げかけてくる生徒さんは、いろいろな面で伸びていくようです。
ご家庭で、もし子供さんがピアノに関することで疑問を持たれた時には、是非「今度のレッスンで先生に聞いてごらん。」と誘導してみてください。質問するには、自分で考え、問題点を明確にしなければならないので、自ずと学びは深まりますね。
私も「質問力」を持って、何歳になっても好奇心旺盛でありたいと思います。
人間は一生育ち、進化するのですから!