明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
こどもたちの健やかな成長と皆さまのご健康、ご多幸をお祈り申し上げます。
今年も宇治川に初日の出を見に行ってきました。
この写真のあと、雲が垂れ込めてお日様はかくれてしまいましたが、
一瞬だけ拝むことができました!
今年は1月9日(火)より通常レッスンが始まります。
1月13日(土)にステップ参加者のリハーサル会(弾き合い会)
1月21日(日)はステップ本番
と、1月からあわただしく始動します。
宇治平等院鳳凰堂・夜間ライトアップ
ご無沙汰いたしました。ようこ先生のピアノ教室です。
早いもので今年もあと1日ですね。気が付くと12月はブログをまったく更新しておらず、楽しみにしていてくださっている生徒さんやご父兄、読者の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今年は嬉しいことに、生徒さんの数が昨年の倍以上になり、大変充実した日々を送らせて頂きました。今年を漢字一文字に表すと「充」かな。
最近の傾向として、入会される年齢の低年齢化があり、2歳や3歳で体験レッスンを希望される親御さんも少なくありません。大手の音楽教室の影響なのでしょうか?(0歳児からのクラスもあるようです)
私の教室はすべて個人レッスンですので、個々の発達段階に応じてきめ細かくレッスンできるのですが、一応募集案内には4歳~と記載しております。どうしても・・・とおっしゃる方で、レッスンが可能かと思われる場合は3歳半からお引き受けします。
ピアノを「弾く」「弾ける」のは4歳くらいからです。それまでは、音感やリズム感を伸ばすことが大切です。沢山音楽を聴いて、踊ったり歌ったり、をご家庭でなさって頂きたいのですが、最近は共働きのご家庭も増えていますので、難しい場合も多いですね。0歳コースの存在もうなずけます。。
その一方で、小学校3年生くらいから始めるお子さんもいるのです。理解力があるので、導入段階の進度は速いです。音楽に親しんでいるか否かが上達のカギです。(これは何歳からはじめるにしても同じことが言えます。
教室ではひき続き体験レッスンを受け付けておりますが、募集人数やレッスン枠に限りがあり、ご希望に添えない場合もございます。どうぞご容赦ください。
2018年はさっそく1月に醍醐ステップが控えております。お正月はおせちやおもちをたくさん食べて、風邪などひかぬように過ごしてくださいね。
来年はもう少しはブログを更新できるようにしたいと思います。また、皆さんに音楽の楽しさや厳しさを、きちんと伝えられるよう、さらに指導技術に磨きをかけたいと思っています。
それでは皆さま、よいお年をお迎えください。
宇治川畔にある大イチョウ・・・葉っぱのじゅうたんが、ふかふかです。
あっという間に季節が進み、寒くなりましたね。
今年は10月に雨が多く、秋らしいお天気が少ないまま早い冬を迎えました。
これからの季節、寒いのは苦手!という生徒さんも多いと思います。ピアノを弾く指先が冷たくて・・・という方、何か工夫されていますか?
私も冬の練習は大変です。自分の指も冷たいけれど、ピアノの鍵盤が氷のように感じる時があります。
練習時間に合わせて、部屋を暖めておくことも必要ですし、飲み物で身体を温めることも良いですね。飲むだけでなく、マグカップを手のひらで包むと手が良く温まるのでおススメですよ。但し、やけどしないように!!
また、指先だけが開いている手袋で練習するのも良いです。子供の頃、これで練習すると指先の集中力が高まって、ピアノが上手になる気がしましたが・・・確かなことではありません(笑)皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
さて、1月に開催される醍醐地区ピアノステップに出演する方の課題曲・演奏曲選びがやっと終了しまして、ほっと一息ついているところです。
申込み締め切りは12月11日(月)ですが、毎年早くに定員に達してしまいますので、まだ申し込んでいない方はお早めにお申込みください。
下記にアクセスして、日本地図の「関西」をクリックしてください。
そこから醍醐に申し込んでくださいね。
来週あたりから課題曲のレッスンが順次始まります。
綺麗に仕上げるためには、最初の練習が大切です。中級以上では、じっくり楽譜を読み込んで、作曲家の意図をさぐってほしいものです。
楽譜は「秘密の暗号」です。それを解き明かすのは弾き手の楽しみであり、使命!五感をフル回転させて、丁寧に練習していきましょう!
親は子に期待する。
先生も生徒に期待する。
これ、当たり前のことですが、実は危ない・・・
特に幼児期に周囲が期待過剰になると、子供はそこから逃れようとします。
このところ真剣に思う・・・
みんな、何を求めてピアノレッスンに通ってくるのだろうか?
楽しんでいないな。親と子で・・・
もっと音楽を楽しんでいれば、「練習」なんていう義務を課さなくても、こどもは勝手にピアノと遊び、遊びの中から学んでいくはず。
「先生、うちの子(4歳)ピアノをめちゃくちゃに弾くんですよ。」「ちゃんと、楽譜通りに弾くのはちょっとだけ。」
そんなお母様の言葉に私はこう答えました。
「即興演奏の第一歩!すばらしいです。」「そうやっているうちに、だんだんピアノというものが、どういうものなのか?ということが分かってきますよ。」
「どんどん遊ばせてくださいねー」
時折、レッスン終了後、「先生が連絡ノート書いている間、ピアノを好きに弾いていいわよ!」と言うと、知っている歌のメロディーなどを、教えてもいないのに「探り弾き」で弾く子がいますが、とても楽しそうです。そんな時私は、横で即興の伴奏をつけてあげます。すると、次の週は、一人で伴奏を付けようとしています。
これこそ、ピアノ・音楽を楽しむ第一歩なのです。
教則本が早く進んでほしい、という親御さんの気持ちもわかりますが、幼児期は特に楽しんでいるか否かが重要です。
お子さんに「練習」を強要する前に、親御さんも一緒に歌ったり、踊ったり、子供さんが小さいうちだけの貴重な時間を楽しんでくださいね。
10月に入り、朝晩はずいぶん涼しくなりましたが、今日はまた暑いくらいの気候です。
昨日はピティナ・ピアノステップ京都秋季地区が開催されました。当教室からも3名の生徒さんが参加。私も朝から、裏方スタッフで会場入り。
場所は、京都市立音楽高校音楽ホールです。なんと二条城の真ん前!素晴らしいホールです。
今回参加する生徒さんの中に、小3の4月からピアノを始めた生徒さんがいました。始めてまだ6か月ですが、参加を決意!少しずつ曲を組み立てて、本当によく練習しました。その努力が実って、素敵な演奏を聴かせてくれました。
最近はピアノを習い始める年齢が2歳や3歳というのも珍しくなくなり、早期教育が良し、とされている風潮がありますが、決して小学3年生でも遅くありません。プロのピアニストでも中学生くらいから始めたという方もおられますからね・・・
大切なのは、耳です。幼少時から音楽を聴いたり、歌ったりする環境にいたお子さんで、手先の器用さも備わっていれば、遅く始めてもかなりイケます!
始めたい!と思った時が始め時。私は早期教育もさることながら、「適期教育」を推奨します。
この季節、学校の運動会の練習が大変な日々、へとへとになってレッスンにきていた生徒さんたちでしたが、ステップ本番はみんな最高でした。参加回数を重ねるごとに成長していく姿を見ることは、指導者にとって何より嬉しいです。
ピアノステップはピアノの階段。今日も参加者全員がピアノの階段を一歩登りました。
生徒さんたち、素敵な演奏をありがとう。ご父兄の方々もお疲れ様でした。
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昨日は一日音楽ホールの中でしたので、今日の午前中は宇治市立植物園までウオーキングにでかけました。
植物園前の「蝶々」というレストランの前で植物苗を沢山販売していたので、花壇用にいくつか購入しました。
店員さんとお話していて、ひとつ面白い植物を紹介され、あまりの可愛さに購入!
今、流行の多肉植物で「ドルフィンネックレス」という名前です。ドルフィン、つまりイルカさんのような形状が連なっています。部屋でも育てられるらしく、大切に育てたいと思います。
台風が接近中の去る9月16日、京都・上桂にあるバロックザール(青山音楽記念館)へ、若手のチェリスト伊藤悠貴さんのリサイタルを聴きに行ってきました。
少し前にBS放送に出演していて、そのチェロの音色に惚れぼれしていた私。京都に来ると聞きつけてチケットを購入、この日を心待ちにしていました。
伊藤悠貴さんは平成元年東京生まれ。15歳で渡英。21歳でブラームス国際音楽コンクールで優勝。その他数々のコンクールで優勝している。
今回のプログラムは下記の3曲。
2曲目と3曲目はピアニストの重野友歌さんとの共演。
どれも精魂こめた素晴らしい演奏だったが、中でもラフマニノフは彼の思い入れが強い曲とあって、本当に圧巻でした。チェロは勿論超絶技巧ですが、それに引けを取らないピアノもかなりの難易度!お互いが掛け合うように演奏する、ロマンティシズム溢れる傑作です。
彼がBSに出演した時、「生まれ変わって何かの曲になるとするなら、間違いなくこの曲になるだろう」と語っていたのが印象に残っている。(面白いことを言う人だな・・)
まだ20代、これから益々活躍を期待できる演奏家です。
私がもし、生まれ変わって曲になるとしたら・・・と、ふと考えてみる。
ああ、とても一曲なんて選べない!何度も生まれ変わらなければ(笑)
やはり私は凡人である・・・
終演後のサイン会風景
このところ多忙な日々が続いていて、少々疲れ気味だった私ですが、素晴らしい音楽と出会いリフレッシュして帰宅しました。
そして、やっとブログ更新まで辿りつけました。
ブログに書きたいことが色々あるのですが、忙しさにかまけております。また、少しずつ更新したいと思いますので、よろしくお願い致します。
残暑が厳しいですね。昨日の京都は37度を超えたらしく、本当に暑かった~~。
それでも少しだけ秋の気配が・・・
朝、花壇でバッタ、それも親子?を見つけました。おんぶされているのは赤ちゃんなのでしょうか?それともご夫婦?(笑)
追記*後日調べましたら、このバッタは「おんぶバッタ」といい、上に乗っている小さいほうがオス、下がメスなのだそう。やっぱり夫婦だったが、大きさは意外‼
さて、昨日は5歳になって一人でレッスンを受けることになった生徒さんが来ました。
はじめての、お母さんが見ていないレッスンでした。ごあいさつも進んでできましたし、ピアノも落ち着いて、集中して弾けました。
やはりお母さんが見ている時とは明らかに違います。そのすべてが・・・
予想以上に、とてもしっかりしていて、驚きました!
ところが、音符カードで音あてをしている時、生徒さんが言いました。
「ボク、音符読むの苦手なんだ・・」(お母さんがいる前では絶対言いません)
最近、少し混乱しているようで、ト音記号とヘ音記号がごっちゃになってしまう事があるのですが、この年齢(5歳になったばかり)では、よくあることです。
幼児は左右の感覚よりも上下の感覚が認識できないことが多く(空間認識力が大人とはちがう)その脳はまだまだ混沌としているものなのです。
いろいろな角度からアプローチして、ゆっくり進むことが大切かと思います。
周囲の人が、「この子は音符がなかなか覚えられない」とか、「覚えたはずなのに忘れちゃうみたい」と言ったり、子供さん本人に対しても「まだおぼえられないの?」や、「はやく覚えないとダメでしょ」なんて言ったりすると、子供さんの脳にストレスホルモンが分泌して、よけい覚えられなくなってしまいます。
私は、言いました。
「大丈夫だよ。少しずつ覚えて、音符読むのもお得意になろうね!」
子供に対しては否定的な言葉を発してはいけません。すべて前向きな言葉がけにしましょう。
苦手意識を植え付けてしまうのは、周囲の大人たちかもしれません。気をつけましょう。もちろん私も、細心の注意をもってレッスンしています。