さて、お正月休みも終わり、2015年のピアノレッスンも始動です。
短期目標・中~長期目標をしっかり立てて、毎日の練習を充実したものにしていきたいですね。
まず今年初めのイベント、醍醐地区ピアノステップに参加する生徒さんは、その目標に向かってがんばりましょう!
今週は、いつもピアノステップに参加する生徒さんたちに、記入し実践してもらっている「セルフコーチングシート」をお渡しします。これは「セルフ」なので、自分で自分をコーチするというものです。
小学校中学年までの生徒さんは、お家の方と一緒に考えて書くように指導していますので、ご父兄の方には何卒ご協力をお願いいたします。
私はかれこれ15年ほど前から「コーチング」を指導に取り入れています。
皆さんは「コーチ」というと、まず頭に思い浮かぶのはスポーツの世界ではないでしょうか?野球の「バッティングコーチ」とか、フィギュアスケートの「コーチ」など・・・必ず選手の後ろにいてサポートしているイメージがありますね。
近年はビジネスや広く教育の世界でもコーチングのスキルは生かされていて、それは、リーダーシップ論であったり、人を動かす方法であったり、相手が目標を達成するための方法そのものがコーチングのスキルということになるのです。
コーチングと一言で言っても、それは大変奥が深いものです。サポート役であり、ある時はメンタルトレーナーでもあります。私もまだまだ勉強中ですが、大切なことは「人のためになろう」という思いが前提となる「コミュニケーション技術」なのです。表舞台ではなく裏方の仕事と言えます。
私が初めてコーチングについて学んだのはスポーツドクターの辻秀一氏による「ピアノの先生のためのコーチング講座」(ヤマハ音楽振興会西日本支部主催)でした。
氏のお話は、もちろんピアノ教育にも生かせる内容でしたが、それ以上に、自分自身が前向きに生きるための考え方を持つきっかけになりました。
「人のためになる生き方や考え方は、自分のための生き方や考え方である」という氏の思いにとても共感したのです。
この頃から私のピアノレッスン、音楽教育に対する考え方もそれまでとは少し違うものに進化していきました。
「コーチング」については、まだブログには投稿したことがありませんでしたので、今年は新カテゴリーとして、これから少しずつ書いていきたいと思っています。
コーチングについて興味をお持ちの方は書籍もたくさん出版されていますので、参考にしてみるのも良いかと思います。人生の様々な場面で、きっと役に立つ知識と思います。
☟誰もが読みやすいコーチング入門書です。
人のためになる人 ならない人―コーチ力が生み出す人間力・社会力
- 作者: 辻秀一
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