今日は午前中、室内楽ワークショップに参加してきました。3回目の参加です。
今回は、毎年醍醐地区ピアノステップ(公開演奏会)で子どもたちと共演してくださっているファゴット奏者の仙崎先生をお迎えしてのアンサンブル体験でした。
仙崎先生は、元京都市交響楽団の首席奏者。現在は後進の指導にもあたっておられます。
一流の演奏家とのアンサンブルはそう出来るものではないので、今日は本当に楽しみでしたし、ドキドキ、ワクワクでした!
☝ファゴットです。オーケストラを聴く(見る)機会があったら生徒さんたちも探してみてくださいね。
大変お話も上手な先生で、楽器の特徴なども丁寧に説明して頂きました。
ファゴットの奏法にもドイツ流とか、フランス流とかがあって、後者は比較的華やかなのだとか。先生はフランス流の方なのだそうです。
ファゴットの奏法によって合わせるピアノの音色も変わって当然。ここでもバランス感覚が大切になります。
「弦楽器以上に呼吸が必要なので、ピアノ奏者もかなり呼吸を意識してほしい」とのアドバイスを頂きました。
ファゴットの音域はチェロの音域とほぼ同じで、アンサンブルの初級教本「しつないがくはじめの一歩」シリーズ(東音企画より出版)の中で、チェロとのアンサンブル用に書かれている曲はすべてファゴットとの共演が可能です。
落ち着いた木管楽器の音色に癒されました。そして、ピアノとの共演は「呼吸を合わせる感覚」が気持ちよかったです。
私はまだアンサンブル初心者。にも関わらず本当に貴重な体験をさせて頂きました。
また新たな発見と、勉強の機会を持つことが出来た一日でした。感謝します。