えっ?そんなわけないって?いえいえ、本当に生きているのです。
毎日ピアノを弾いていると、だんだんわかってきます。子供は大人より耳が良いはずなので、敏感に感じていると思います。
その日の温度や湿度によっても、音は変わってしまいます。そのくりかえしや、たくさん弾くことで、調律がくるってきます。
きちんと調律されていないピアノは、音がわるいだけでなく、タッチも重苦しく、練習する気にもなりません。
まさか、そんなピアノで「毎日ちゃんと練習しなさい!」なんて、子供さんに叱咤激励しているお父さまやお母さまはおられませんか?
実は時々、レッスンの時に「先生のところのピアノ、音がキレイ!うちのピアノはへんなおとやんか~」なんて悲しい声で訴える生徒さん、いますよ。親御さんに電話で確認すると、やはり何年も調律していなかったという事例もありました。
音感を正しく身につけて、上手になるために定期的な調律は欠かせません。
ピアノは生きています。ちゃんと可愛がってあげましょう。
3月は新しい年度の準備月でもありますね。ピアノを調律して、お子さんと一緒にピカピカに磨いて、新たな気持ちで弾かせてあげましょう。
「ピアノ調律、どこにお願いしたらいいのかしら?」という方には、信頼できる調律師さんをご紹介します。お気軽にご相談ください。