きれいな音でひきましょう♪ ピアノレッスンは 想像力・創造力、そして、やり抜く力を育てます♪

ピアノあってよかった!

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  いつもより念入りにお掃除して3月のレッスンが始まりました。ピッカピカ!

 

 

新型コロナウイルスの感染問題で学校が臨時休校になり、私の教室も閉鎖するべきか悩みましたが、今月22日に開催されるピアノステップ(公開演奏会)に参加する生徒さんが多いことから、対策を万全にして通常通りレッスンを行なっています。

 

全国で開催されるピアノステップは15日までの分はすべて中止になっています。

22日も中止になるのか心配でしたが、縮小開催ということで開催が決定しました。

縮小というのは、15分間の「トークコンサート」や、各部の最後に行われる「講評」、「写真撮影」など、人が集まる場面をすべて中止にして、入場制限もおこない、各部総入れ替えで開催されるとのことです。

 

たとえ縮小開催でも、一生懸命に練習した成果を発表できる場が失われなかったことは本当に良かったと思います。

主催する側も大変な決断であったと思われますが、一人一人が感染対策をしっかりと行って、楽しんで弾いて欲しいとおもいます。

 

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     鍵盤は生徒さんが入れ替わる度に消毒。レッスン前後は手指の消毒をお願いします。

 

ステップのための練習は大詰めです。もう一歩頑張って、素敵に仕上げてくれると思います。

選曲から楽曲研究、演奏、指導…と私も生徒さんたちと共に一曲ずつ学び直します。常に新しい発見や練習方法のアイデアを盛り込みレッスンしています。

もし中止になったら、どれだけ落胆したことか…本当に良かったです。

 

先週レッスンに来た小1の生徒さんは開口一番「ピアノあってよかった~!」と。

教室を開けることに対しては様々なご意見があると思いますが、救われる一言でした。

 

社会が混乱する中、子どもたちの心が心配です。ウイルスに対して過剰に心を痛めたりすることなく、人混みを避けて、インフルエンザの予防と変わりなく感染予防に注意して生活すれば、そんなに怖れることはないのです。今後、心のケアが必要になるかも知れませんね。

 

目にみえない、厄介なウイルスとの闘いが早く収束することを祈るばかりです。

 

 

感染症予防対策について

 

新型コロナウイルス等 感染予防について

             ※2020年3月3日付で作成。受講生・保護者の方に配布しています。

 

受講生・保護者各位

 新型コロナウイルスの感染が拡大をみせる中、内閣総理大臣の要請を受けて宇治市でも幼稚園・小中学校の臨時休校が始まりました。当ピアノ教室は、個人レッスンということもあり、レッスンは通常通り行います。

但し、どうしても外出したくない、レッスンには行きたくないとお考えの場合は、お休みしてください。

お休みされた場合は次年度以降振替レッスンを行うなどの対策で対応させていただきます。(3月のレッスンに対しての特例措置です)

 

 教室では生徒さんが入れ替わる毎に換気・鍵盤の消毒を行い、ドアノブなどの衛生にも配慮します。生徒さんには感染症予防のために下記のような対策をお願い致します。

 

  1. レッスンに来られる前に、自宅で手を洗ってきてください。(石鹸を使用し、親指・手の甲・手首も洗いましょう。)
  2. 発熱や咳がある場合は、レッスンをお休みしましょう。
  3. マスクの着用を推奨します。
  4. レッスン前とレッスン終了後、アルコール除菌液で消毒をお願いします。(教室で用意しています)
  5. レッスンが終わって自宅に戻ったら、再び手を洗い、うがいをしてください。

 上記の対策にご協力頂きますことで、皆さんが気持ちよくレッスンを受けられますよう、重ねてご協力の程お願い申し上げます。

 

 

 

悩ましい。ウイルスの脅威!

f:id:yokoimapleiades:20200229142705j:plain            淀水路の河津桜(先週末)

 

2月も終わろうとしていますが、毎日新型コロナウイルスに振り回されて感じですね。

政府の要請を受けて、宇治市の幼稚園・小中学校も3月3日から3月24日まで臨時休校になりました。子供たちも可哀そうですが、親御さんたちも大変ですね。お仕事を持っておられる方は仕事が休めなかったりしますからね。

 

さて、ピアノ教室はいったいどう対処すればよいのでしょうか?

今、教室では3月22日に開催予定のピアノステップ(公開演奏会)に参加する生徒さんの練習が大詰めで、この行事が中止にならない限り、レッスンは通常通り行う予定です。

しかし、全国で開催されるピアノステップは、既に3月15日までの分はすべて中止になっています。学校が休みの間は「なるべく外出を避けて家で過ごすように」という政府の要請なので、ピアノ教室も休むべきか?と考えております。ステップの開催の有無がハッキリしないと、結論が出せません。

 

ある意味これは戦争ですね。目に見えないウイルスの脅威!

国難ですから、いたしかたありません。

 

たとえピアノ教室がお休みになったとしても、家でピアノを弾いて音楽を楽しむ時間を作ってください。なぜなら、音楽をやることで免疫力が上がると言われているからです。笑うことも良いといいますね。

こんな時だからこそウイルスを寄せ付けないよう、明るく、元気に!!

 

お部屋の換気、手洗い、うがいもこまめに行いましょう。

 

謹賀新年2020

新年明けましておめでとうございます。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。

 

昨年末のクリスマスに台湾に行ってきました。久しぶりの海外旅行でリフレッシュしてきました。台北は18度前後で温かく、心配された雨にも降られずに快適に過ごすことができました。

初めて台湾に行きましたが、街で出会う人たちは皆とても親切で温かい人柄。日本語を話せる方も多く、英語が少し話せれば大丈夫です。また漢字は意味を表すので、書かれているものは、なんとなく意味がわかります。

 

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3日目には少し足をのばして、(台北市街からバスで1時間と少し。)台湾北部にある九份という小さな町まで行きました。

日本統治時代には金鉱山として繁栄しましたが、金と石炭の生産量が減り1971年に閉山。その後1989年台湾映画「非常都市」の舞台となり、観光地として注目されるようになったといいます。

写真は「千と千尋の神隠し」に登場する屋敷のモデルになった「阿妹茶楼」。山々に囲まれ、海も眺望できました。ノスタルジックというか、異次元空間に迷い込んだかのような、不思議な感覚を覚えました。

なぜか、1980年代の大ヒット映画「時をかける少女」を思い出しましたが、ここの地形は広島の尾道に似ているんですね。                    

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帰国して、まだ1週間も経ちませんが「謝謝」(しぇしぇ)と言うのが口癖になってしまいました!そう、「ありがとう」という言葉はどこの国でも心に響きますね。

 

今年も健康で仕事ができることに感謝しながら、皆さんと素敵な音楽を創っていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

謝謝!

先生も走る!?

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           紅葉の宇治川畔、あじろぎの道。

 

師走も半ばになりました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 

「師走」って、先生が走るという意味なのでしょうか?

いや、先生もこの月ばかりは走るのかしら?

ということは、先生は普段は他の人より暇??

ってことは無いでしょ!!

 

実は今月は本当に忙しい。(現在進行形)

何故なら、3月に開催されるピアノステップに参加する生徒さんさんたちの演奏曲を考えているからなのです。

https://step.piano.or.jp/

ほとんどの生徒さんが、課題曲と自由曲との2曲を弾く「23ステップ」に参加するのですが、その組み合わせに私なりのこだわりがあって、悩むのです。何でもいい、というわけにはいかない。

2曲とも緩やかな曲だと、まったく聴き映えがしないし、2曲ともテンポが速いと弾きにくい。

他にも、同じ拍子の曲の組み合わせや、時代が同じというのもどうかと思う。

つまり、全く違うタイプの組み合わせの方が弾きやすいし、聴き映えするのです。

調も近親調同志の方が聴き映えがする。

そして、一番大切なのは生徒さんの個性に合った曲を選ぶこと。

 

どうでしょう?けっこう大変でしょ?

でもこの作業は楽しくもあります。いろんな曲を聴いたり、楽譜を見たり…

生徒さんたちが弾きたくなる曲を探します。

 

あと一息頑張ります!!

 

成長を見守って

  

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                今朝の宇治川。快晴です。

 

このところ、朝晩だいぶ冷えるようになりましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

10月は様々な事があったにもかかわらず、ブログの更新が全く出来ず、気が付くと11月に入ってしまいました。

 

10月20日(日)に京都市立堀川音楽高校音楽ホールにて、ピアノステップ(アドバイス付き演奏会・検定)が開催されました。

このホールは素晴らしいホールで、スタインウェイピアノが弾けるということもあってか、毎年ハイレベルで、ピアノを始めたばかりの幼児さんから大曲を弾くセミプロ的?大人の方、趣味のご高齢の方まであらゆる世代の方が参加されます。今年も99名の方が熱演を繰り広げました。

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私の教室からも小1の生徒さんが参加しました。この女の子は、今年の2月に入会したのですが、メキメキと上達し、この日は早くも2回目のステップ参加でした。

普段はいつもニコニコして、底抜けに明るく、ピアノが大好きな生徒さんですが、演奏前の舞台袖では、人を寄せ付けない雰囲気で、緊張というか、集中している感じに見えました。私は舞台袖から生徒をステージに送り出す時「行ってらっしゃい!」と言うのですが、なんとその言葉に対し「行ってきます!」と…

初めてでした。30年以上これをやっているんですが(笑)普通の子は緊張で言葉が出ないものですが。

そして演奏は素晴らしかった!練習よりも上手に弾けました。輝いていました。

 

そして結果を聞いてびっくり!Sが3つも付いていました。ステップでは3名のアドバイザーとよばれる先生から評価(SABCDの5段階でBが基準)と直筆のアドバイスをもらえるのですが、Sはなかなか付きません。今回は3名全員の先生が、2曲中いずれかの曲にSを付けたのです。誰が聴いても間違いなく感動の演奏だったということですね。

本人もおおはしゃぎ!「早く先生に知らせたい!」とホール中私を探したのだとか。

 

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彼女には、自発的に練習する姿勢、私の指導を吸収する能力、自宅練習でそれを身につける能力、練習して仕上げた通り(それ以上に!)に本番で実力を発揮できる能力。そのすべてが備わっていると言えます。

これからも末永くピアノを愛し、続けていけるように指導&サポートしたいと思います。

 

 

また、中学2年生の生徒さんは合唱コンクールの伴奏者に抜擢され、夏休み返上でずっと練習してきましたが、10月25日の文化祭で本番を迎え、無事に弾き終えたとのこと。お母様からもご連絡を頂きました。

小学生の時から、伴奏をしたかったのに、いつもオーディションで残念な結果だったので、本当に夢が叶って良かったです!

アップテンポで難しい曲でしたから、一時はどうなるかしら?と心配しましたが、やはりそこは若さですね。「やろう!」と決めたらまっしぐら!!

「為せば成る!」という言葉を思い出させてくれました。

 

最近は私の成長は止まっておりますが...(笑)

生徒さんたちの成長に支えられ、楽しく生きております。みんなの笑顔で元気になっています。

「教えすぎない音楽教育」が実を結び始めたかな…と感じるこの秋です。

 

寒暖差が大きい季節ですね。風邪など引かぬよう、気をつけましょう。

生徒くんの合唱コンクール

去る10月2日、宇治市文化センター大ホールで開催された地元の中学校の文化祭(合唱コンクール)を観に行ってきました。

我が教室の生徒さんの中1ピアノ男子くんが、クラスの伴奏者としてこの日、晴れの舞台に立ちました。

 

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会場は1年生(6クラス)・2年生と3年生(各5クラス)の全16クラスの生徒と保護者の皆さん、地域の方々で超満員!熱気むんむんの会場は開演前おしゃべりに花が咲き、開演時間は少し遅れてしまいましたが、開演の合図とともに静まり、校長先生の挨拶、生徒会長の挨拶の後、1年生から合唱の発表となりました。

今年のテーマの「華」の垂れ幕は生徒さんたちの手作り。とても華やかな舞台を演出していました。

 

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わが生徒くんのクラスは5番目の発表。「大切なもの」という、ゆったりとしたメロディアスな感じの曲です。だいぶ弾き込んでいたので、安心して聴いていられる安定した伴奏でした。合唱の声が少し小さいかしら?と思いましたが、綺麗なハーモニーを創り上げていたと思います。

最後に合唱したクラスは「虹をわたって」という曲でしたが、私の印象ではこのクラスが優勝かな?と思いました。後で結果を聞いたら大当たり!!やはり私の耳に狂いはなかった(笑)伴奏と合唱それぞれのパートのバランスが良く、音が客席まで届く素晴らしい合唱でした。

 

合唱の伴奏は、ソロでピアノを弾くのとは違う難しさがあります。イントロやエンディングで歌がないところは、少し積極的に音を出して合唱をリードしてほしいのです。

また、曲のクライマックスの部分でも、クレッシェンドを少し大げさなくらいかけて合唱の声を引っ張っていく必要があります。

初めて伴奏をする者にとっては、大変難しいと思います。

生徒くんも、また2年生、3年生と伴奏を続ければ、なにか感じるものがでてくるのではないでしょうか?伴奏者と歌い手の本当の一体感を体験する日が来るでしょうか?こういうことはレッスンで習うことは出来ないのです。経験がすべてです。

 

私も中学時代はクラスの伴奏者をしていましたが、そんな難しいことは何も考えていませんでした💦ただただ楽しかった思い出と、思春期のなんとも言えない心の熱さというものでしょうか?そんな思い出が、この日の中学生たちの演奏を聴いて、懐かしく思い出され、目頭が熱くなりました。

 

ピアノ教師をしていて、このような生徒の晴れの舞台に接するのは、教師冥利に尽きると言えます。若い人たちと接することで私も歳に負けずに、いくつになっても気持ちだけは青春でありたいと思います。

 

ちょうどこの日の夕方、生徒くんのレッスンがありました。開口一番「せんせー、緊張した~!!」と言ったので、「上手に弾いていたよ!」と言うと、「えっ?観に来てたのー?」と驚いた様子。なんでもお爺ちゃんまで観に来ていたとか。彼は幸せ者です。

彼曰く、一人で弾く時と違って、「背負っているモノ」がちがった…だから緊張が!と。

私にはそんなに緊張しているようには見えなかったが、彼にとっては大変な一日であったようです。

 

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