新型コロナウイルスの感染拡大、非常事態宣言発令、そしてとりあえずの解除というこの1か月半の間、私は様々な困難と向き合い、また生徒さん・親御さんとのコミュニケーションの中で、本当に悩める日々を送りました。
レッスンについては、非常事態宣言が発令されてからゴールデンウイーク(GW)明けまで教室を閉鎖。ピアノの個人レッスンは休業要請の対象にはなりませんでしたが、やめざるを得ない空気になってしまいました。GW後は希望者にレッスンをするため開講しました。ほとんどの生徒さんがレッスンを再開しましたが、お休みする生徒さんもいました。
新型コロナウイルスに対する考え方は人それぞれ温度差があって、私は何を軸にして行動すればよいのか分からなくなることがあります。レッスンをするに当たっては、最大限の感染予防対策をして、これなら大丈夫であろう…と思うものの、一抹の不安はいつも付きまといます。
何が良くて何が悪いのか?TVなどの報道を見ていると、まるで感染した(させた)人を犯罪者のような目でみている気がして、非常に恐ろしいと感じることがあります。
感染者数の推移の情報も、検査数に対するものではないので、かなりいいかげんなデータを見せつけられて脅されているような気分になることも。
大混乱の中ですから致し方ありません。とりあえず関西では収束の方向を保っていますのでほっと一息ですが、6月から園や学校が始まることに不安がないとは言い切れません。子供たちを預かる立場として、一層の感染予防対策をしていかねば、と感じます。
今、第二波が到来した時のためにオンラインレッスンが出来るよう準備を進めています。6月に入ったらご希望の方にオンラインの体験レッスンをさせて頂く予定です。
また、PTNAの行事もすべてオンライン化されています。ピアノステップもオンラインで参加できます。どのような状況下でも、目標や夢を見失わないで進んでいきたいものです。是非オンラインを活用しましょう。
6月から待ちに待った学校が始まりますが、子供たちが心配です。学校がお休みで家にいることに慣れてしまっていることでしょう。夏休みや春休みのようにお出かけや旅行が出来たわけでもなく、長い間「巣ごもり」だったのですから。
学校に行くこと、先生や友達に会うことが、どうかストレスにならないことを祈っています。大丈夫、だいじょうぶ!いつも心に音楽を❣
そうそう、この「コロナ休み」の間に、すごくピアノを頑張った生徒さんがいます。少し長めの曲や大曲、難曲を弾くチャンスでもあったわけです。
ピアノを弾いているから、やること無くて困ったり、お出かけ出来なくてストレスが溜まったりもしなかったみたいですよ。
本当にピンチをチャンスに変えて、沢山練習出来て良かったですね。