今年も、毎年恒例の七夕会とミニミニコンサートを行いました。
昨年は地元のカフェをお借りして開催しましたが、今年は教室でコンパクトに。
いつものように、連弾とソロの曲を1曲ずつ弾いてもらいました。
ソロの曲は日本の民謡や童謡をテーマに選曲。近年は学校で日本の伝統的な歌を教えない傾向にあるようで、あの「赤とんぼ」すら知らない子供たちが増えているのです。日本独特の音階「五音音階」の雰囲気も体感して、レッスン室いっぱいに、生徒さんたちの優しい音色が響きました。
今回は曲のイメージを絵にしてもらいました。これは数年前に「ハンガリーの音楽教育」という講座で得た新たな試み。標題音楽ということもあり、イメージしやすかったと思います。みんな、可愛い絵を描いてくれました。
講座では、もっと抽象的な絵画も作っているハンガリーの子どもたちでしたが、次は我が生徒たちにも取り組んでもらいたいと思います。おそらく、案ずるより産むが安しなのでしょう。
生徒さんへのプレゼントとして、今年私が弾いたのは、三宅榛名作曲「赤とんぼ変奏曲」。赤とんぼのメロディーを残しながら和声や肉付けが変化して、色々な響きに変わるのが分かってもらえたでしょうか??
また、今年のレクリエーションは長調・短調の聞き分けを使った「椅子取りゲーム」。実は少人数で何をしようか…と、ギリギリまで悩んで、前日の夜に決定!うーん、、やはり小さい子が有利な展開に。すばしっこい!!
「たなばたさま」の歌をうたい、短冊に願い事を書いて飾りました。
ピアノが上手になりたい、平和でみんなが仲良くできるように、みんなが幸せでいられるように...と感心させられる願いが、私の心に響きました。
さあ、お目当ての!?お菓子をもらって解散。今年はクマの形のフィナンシェ入り詰め合わせです。みんな素敵な演奏をありがとう。これからもピアノを沢山弾いてね。