きれいな音でひきましょう♪  ピアノレッスンは 想像力・創造力、そして、やり抜く力を育てます♪

言葉の暴力は見えにくい

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夏休みも終わり新学期が始まると、小学生の生徒さんたちの身長に、どうしても目が行ってしまいます。子供の身長は間違いなく夏に伸びる、と私は確信しています。

夏の様々な経験は、子どもたちに何か大切なことを教えるのでしょうか。みんな少し大人になった感じです。

 

さて、このところ体育会系のトラブルがTV報道を賑わせています。その中でも「体罰禁止」をめぐる問題は、私たち教育者にとって色々と考えさせられます。

私が子供だった昭和40年代から50年代は学校でも家庭でも、また習い事の場面でも「体罰」は当たり前のように行われていました。同級生の男の子の話では、「先生に殴られたけれど、後になると良い思い出として宝物になっている」と言います。この私も、ピアノの先生に手を叩かれた事があります。他の生徒さん(男の子)は練習不足だと言って楽譜をドアに投げつけられ、「出直してこい!」と頭をコツンと叩かれてレッスンを最後までしてもらえないまま帰されていました!今そんなことをしたら大変な問題になってしまいますね。でも私たちの時代はそれが普通だったのです。

昔人気だった青春ドラマが再放送されない理由は、体罰のシーンが多すぎだからだとか・・・良い先生というのは、子供や生徒に身体ごとぶつかっていく、というイメージがありました。

 

ピアノを教えていて、生徒が練習してこない、態度が悪い、上手く弾けないなど、色々な場面がありますが、言葉で叱ることや、注意するということは、本当に難しいものだと思います。ストレートに一言で指摘した方が良い場合と、何かに例えて遠回しに言った方が良い場合があったり・・・生徒さんの性格にもよりますが。

いずれにしても、相手の言い分も聞いてあげることは大事なのでしょう。そして、なぜいけないのか、理由をちゃんと説明してあげること・・・

 

私が自分の経験で嫌だったのは、何度も同じことをネチネチ言う先生。またひとつの事から発展して違うことまで話だし、お説教が始まってしまう先生。下手をすると体罰よりも重ーい傷を、子供の心に残してしまうかもしれません。

後になって、暴力発言を「そんな事は言っていない」「あなたの受け取り方が違う」などの「偉い方々」の発言が、このところなんと多いことか!自分が可愛い、自分を守ろうとする。

 

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 今は体罰は絶対いけません。しかし、一歩間違うと言葉も「暴力」になってしまう事だってあるんですよね。「体罰」は見えるけれど、「言葉の暴力」は見えにくい。

私たち教育に携わるものは、「叱る」と「怒る」の違いをきちんと認識していなければなりません。

 

お互いに信頼関係を築けるように・・・理想ですね。