先週末の土曜日、今度の日曜日にピティナ・ピアノステップ(公開演奏会)に参加する生徒さんたちのリハーサル(弾き合い会)を教室で行いました。
幼稚園の年中さんから小学5年生までの6名が、演奏曲の仕上がりを披露しました。
皆さん、お正月休みに沢山の練習をしたことが伺い知れましたが、やはり気になるのは「突貫工事」のような仕上げ方をする生徒さん。。塾や、宿題があると言って、日頃の練習があまり出来ていないところへ、発表の場で演奏する曲を短時間で仕上げようとしています。結局、詰めが甘い演奏になります。
自分のものになっていない、ということです。
一曲を仕上げるのはケーキの「ミルフィーユ」を作るようなものなんです。皆さん食べたことあるかしら?
薄く焼いたパイ生地の上にクリームやフルーツを乗せたら、また薄いパイ生地を敷いて・・・と何層にもくりかえして厚みを出していきます。
少しずつ、丁寧に。
土台がしっかりしていないと綺麗なケーキは仕上がりません。
自宅練習の習慣はピアノを始めた時につけておかないと、後で曲が難しくなってからでは遅いのです。
他の教室から転入してこられた生徒さんの中には、「えーっ?家で練習しないとあかんのー?」なんて、信じられないことを言う子供もいます。教室に通っていれば上手くなるものだと親御さんも思っていたようです。ガーーーん!!
先生にも疑惑が(笑)
何はともあれ、あと1週間もありますから、あきらめずに最後までより素敵な演奏になるように頑張りましょう!
今回リハーサルに参加できなかった生徒さんも 、それぞれの一番を目指しましょう!
美味しい演奏になりますように。