台風が接近中の去る9月16日、京都・上桂にあるバロックザール(青山音楽記念館)へ、若手のチェリスト伊藤悠貴さんのリサイタルを聴きに行ってきました。
少し前にBS放送に出演していて、そのチェロの音色に惚れぼれしていた私。京都に来ると聞きつけてチケットを購入、この日を心待ちにしていました。
伊藤悠貴さんは平成元年東京生まれ。15歳で渡英。21歳でブラームス国際音楽コンクールで優勝。その他数々のコンクールで優勝している。
今回のプログラムは下記の3曲。
2曲目と3曲目はピアニストの重野友歌さんとの共演。
どれも精魂こめた素晴らしい演奏だったが、中でもラフマニノフは彼の思い入れが強い曲とあって、本当に圧巻でした。チェロは勿論超絶技巧ですが、それに引けを取らないピアノもかなりの難易度!お互いが掛け合うように演奏する、ロマンティシズム溢れる傑作です。
彼がBSに出演した時、「生まれ変わって何かの曲になるとするなら、間違いなくこの曲になるだろう」と語っていたのが印象に残っている。(面白いことを言う人だな・・)
まだ20代、これから益々活躍を期待できる演奏家です。
私がもし、生まれ変わって曲になるとしたら・・・と、ふと考えてみる。
ああ、とても一曲なんて選べない!何度も生まれ変わらなければ(笑)
やはり私は凡人である・・・
終演後のサイン会風景
このところ多忙な日々が続いていて、少々疲れ気味だった私ですが、素晴らしい音楽と出会いリフレッシュして帰宅しました。
そして、やっとブログ更新まで辿りつけました。
ブログに書きたいことが色々あるのですが、忙しさにかまけております。また、少しずつ更新したいと思いますので、よろしくお願い致します。