今日から新年度のレッスンが始動しました。新たなスタートです!
さて、昨日は病院「上肢の外科」へ。
先日手術した右手親指の抜糸をしてもらいました。診察では、順調に回復しているとのこと。自分でも驚くほど違和感は無く、日常生活の不便さもなくなりました。
ピアノ演奏でのオクターブ以上の和音やフォルテなどは、少しずつ慣らしていくように、(スポーツと一緒)と指導を受け、今日で通院も終了となりました。
そう、ピアニストは鍵盤上のアスリート!リハビリは鍵盤上で(笑)
今回私の手の治療をしてくださったK先生は手の外科専門医で、先端医療の技術を駆使する名医です。今は整形外科の手術で、腰の骨を手指に移植したり、リウマチなどで変形し、動かなくなった指でも、神経を繋げて修復したり、指に銅線を入れて修復する手術があるらしいのです。驚きです。自分が手を患って、ネットで色々調べましたら、知らなかった先端医療の世界を垣間見ることができました。
K先生は大変お優しくて丁寧、かつ迅速に処置をなさいます。診察室での対応がリズミカル!良い先生に出会えて本当に良かった!
沢山の様々な症状の患者さんに接する「医者」という仕事は、本当に大変な仕事であり、信念がないと出来ない仕事だとあらためて思うところです。繊細さも必要!
以前、ブログに「ピアノ教師」と「医者」は共通点がある、と書いた記憶がありますが、名医には及びません。
今回K先生のオーラを少しだけ分けて頂き、ピアノ指導にも生かしていきたいと思いました。まず大切なのは人間性ですね。
病院の帰り道、駅前の桜が街灯に浮かび上がって、とても美しかった!
決して大げさでなく、今日は心にひとつピリオドを打てました。
そしてまた次の章に入ります。