今日は立春ですね。京都は快晴!陽射しはもう春のようですが、まだまだ風は真冬の冷たさです。
先日、早く観てみたい、と思っていた映画を観に行ってきました。
東京などでは昨年秋に上映。京都ではまだ上映がなく、待ちきれずに大阪の十三(じゅうそう)にある小さな映画館「シアターセブン」へ出かけました。
アメリカのピアニスト・教師であり、沢山のピアニストを育てているシーモア・バースタインさんのドキュメンタリー映画です。
舞台恐怖症(多くの演奏家が悩まされている)になり、ピアニストの第一線を退いたあと、ピアノ教師に転向したシーモアさんの心温まるドキュメンタリーです。
私がピアノ教師として駆け出しだった頃、シーモアさんの著書「心で弾くピアノ」を夢中になって読みました。私のピアノ指導者としての考え方の軸を作ってくれた本でもあります。あれから二十数年、シーモアさんと映画で再会です。
映画の中にも素敵な言葉がたくさんありましたが、「音楽に不協和音があり、またそれを解決する音があるように、人生にも不協和音があって当たり前、避けて通れない。不協和音があるからこそ、美しいものを美しいと感じるのだ。」という言葉に、涙が出てしまいました。
ご興味のある方は、映画の公式サイトの「シーモアさんの言葉」をクリックしてください。音楽を学ぶことの意味や魅力的な言葉がたくさん載っています。
☟クリック!
音楽のみならず、あらゆる芸術が人生のハーモニーを奏でるのです。音楽を学んでいる方、親御さんにも是非ご覧いただきたいと思います。
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ところで大阪の十三というところ・・・初めて降り立ちました!
阪急電車で四条から特急に乗ると梅田の一つ手前なのですが、下町の雰囲気でした。
京都にはこういう雰囲気のところは無いですし、東京の下町とも違う・・・
まさに大阪!
駅前の短いアーケードに大きな和菓子屋さん「きやす」があって、なんだか行列ができていました。帰りに寄ってみると、みなさん名物の「みたらし団子」を求めて並んでいるのでした。
興味深々!みたらし団子が大好きな私は、もちろんお土産に買って帰りました。その場で焼いていますが、焦げ目加減も希望できます!出来たてのアツアツ~
関西のみたらし団子は、東京のように丸いお団子ではなく、ここのも京都の梅園のお団子と同じような長方形。(梅園より少し大きめ・笑)
そういえば京都でも、加茂みたらしは丸かった・・・
たれは甘い!!東京育ちの私には、また新たなカルチャーショックでしたが、お団子の生地がしっかりしていて甘めのたれとよく合っていました。とても美味しかったです。
映画を観て感動!美味しいものを頂いてまた感動!
とても充実した一日でありました。