きれいな音でひきましょう♪ ピアノレッスンは 想像力・創造力、そして、やり抜く力を育てます♪

天才か?努力か?

   f:id:yokoimapleiades:20160501112831j:plain

          琵琶湖疎水の上流を歩いてきました・滋賀県大津市三井寺町

 

 

皆さん、お元気ですか?GW真っ只中ですね!

でも、世の中にはGWでも働いている方が沢山いらっしゃいます。お疲れ様です。

「世の中は、誰かの仕事で出来ている!」なんていうCMコピーもありました。

どんな仕事も誰かの役に立っています。そしてもちろん、自分自身にも。

 

さて、GW前のレッスンでは生徒さんたちへの練習課題&指示をしっかり伝えました。

7月の七夕会に演奏する曲を練習し始めている生徒さんもいますし、この夏コンクールに挑戦する生徒さんもいます。GWは遊びやお出かけの時間と練習時間の計画を上手く立てて、有意義に過ごしてほしいと思います。

 

長年、生徒さんと接していると、色々なことがわかってきます。

今日はピアノへの取り組み方について、少しお話したいと思います。練習に対する生徒さんの取り組み方は、大きく分けて2タイプあります。

 

①新しい曲をもらったら、早急に譜読みをすませ、少しずつ丁寧に地道に練習するタイプ。

②なかなか譜読みに取り掛かれず、先生から「早くやりなさい!間に合わなくなったら大変よ!」などとお尻を叩かれてやっと始めるが、けっこう呑気に構えている。本番2週間前くらいから本腰が入り、何とか本番までには形になる。

 

簡単に言ってしまうと、①は努力家、②は天才肌、と言えるかも知れません。

①でも②でもない人はピアノは向いていないでしょう。

 

指導者から見ると、②はとても指導しにくいタイプ。器用な分練習嫌いですし、結局詰めが甘いまま本番に至るのです。

しかし何かをきっかけに、「欲」が出た時、本当に素晴らしい演奏をするようになるでしょう。練習に目覚めるきっかけは、大ピアニストの本物の演奏に触れることでしょうか?親御さんや指導者の叱咤激励には及びません。

 

天才というのは天才なだけでは成り立たないのだと、つくずく思います。どんなに才能があっても、99%は努力です!努力できることこそが才能なのです。

 

芸術家や職人は、少し不器用なほうが良い、とよく言われますが、不器用さが少しあった方が、時間をかけて一生懸命「磨こう」とするのではないでしょうか?

 

私自身は①のタイプです。なおかつ練習することが大好きです。