音楽!
音が苦?
昨日は教室で、一週間後に迫るピアノステップ(公開演奏会)に参加する生徒さんたちの弾き合い会(リハーサル)をしました。
緊張する練習ですよ~!
すごく仕上がりが良い生徒さんもいれば、まだまだ、といった感じの生徒さんもいます。いえいえ、大丈夫!本番は来週です。本番にベストな状態をもってくるやり方は皆違うのです。自分のやり方は個性です。子供の頃から身につけていくものなのです。
暖かな日曜日の散歩。自分の中には、もしかしてこんなに大きな自分が住んでいる!?
リハーサル終了後は、先生からメッセージとして「音楽」について少しお話しました。
「音楽」とは字で書けば「音が楽しい」と書きますね。
しかし、楽しいだけでは素敵な美しい音楽を奏でることはできないのです。練習というものは、時折苦しみを伴います。
まだ始めたばかりの頃は、楽しいピアノだったのに、ある時必ず、越えるのが難しいハードルが立ちはだかります。ピアノステップのレベルで言うと応用4とか応用5くらいでしょうか?コンペで言えばC級あたり。
ブルクミュラー25の練習曲もそろそろ終わりソナタアルバムやチェルニー30番練習曲に入って、バッハのインベンションにも取り組もうか、という頃でしょうか?
この初めて立ちはだかるハードルをクリアー出来れば、ピアノは皆さんにとって本当に心の友となるのではないかと思うのです。そして「心と音楽」の世界を体験出来るようになります。
時折訪れる、音が苦(おんがく)も皆さんの成長に欠かせないものなのです。
でも、その苦しみの向こうには虹色の風景があります。乗り越えた人だけが見られるステキな風景が・・・
そして、リハーサル会恒例の「ピアノの中をみてみよう!」
鍵盤を弾くとどんなことが起きるかな?
ペダルを踏むと?
弦は何本張ってある?
まあるい穴はなんだろう?
生徒さんたちの笑顔がいっぱいのレッスン室でした!