きれいな音でひきましょう♪  ピアノレッスンは 想像力・創造力、そして、やり抜く力を育てます♪

「聞く」こと「聴く」こと

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女性の社会進出が加速し、結婚・出産後も働くことが当たり前になってきましたね。数年前から、レッスンに通ってくる生徒さんの親御さんも「共働き」されているケースが増えてきました。

 

そのため、子供たちは学校が終わってから親御さんが帰宅するまで「学童保育」や「育成」に預けられ、夜になってからレッスンに通ってくる生徒さんも増えています。

 

以前は、夜7時以降のレッスンは中高生に限られていましたが、最近は小学校低学年の生徒さんもこの時間のご希望があるのです。

あゝ、ピアノの先生は完全なる「夜のお仕事」?(笑)

 

最近の小さい生徒さんたちを見ていると、こんな傾向を感じます。(もちろんすべての生徒さんではありません。)

 ①いつも疲れている。

 ②相手の目を見て挨拶したり、お話したり出来ない。

 ③相手の話を最後まで聞かないで、勝手に他のことをしゃべりだす。

 ④しゃべり出すと止まらない。

 ⑤ピアノを弾きながら、ピアノや音楽以外のことを考えている。

 

①なぜ、子どもたちは疲れているのでしょう?

子供が寝る時間が、大人と同じような時間帯(23時~0時)になってきているらしく、睡眠時に分泌される「成長ホルモン」の減少を含め、睡眠の質が低下していると言われています。

集中力がなく、昼間なのにあくびを連発する子供さんは、まず夜更かしをしているようです。

つい先日などは、ピアノを弾きながら眠ってしまい、椅子から落ちそうになった生徒さんがいました。笑いごとではありませんよね・・・

 

②③④の人とのコミュニケーション能力の低下は、外で友達と遊ばなくなっていることや、いつも親の監視下や「お膳立て」された中で遊んでいるため、子供の世界(コミュニティ)を体験していない。つまり人間関係を学ぶことが出来ないのではないか?と想像します。子供は遊びの中から学ぶものです。

 

⑤については私には理解できないのですが・・・どうも思考が断片的で、じっくり一つのことを考えたり見つめたりすることがなく、次から次へと変化していくようです。

ゲームの影響や情報過多のTV等の影響かしら?と思ったりしますが。

 

ピアノを弾く時は、多くの音を聴き続けなければなりません。人の話を聞けない子供さんは、なぜかピアノもなかなか上手になりません。

私に私生活のことを、延々としやべりたがる子供さんもです。

ピアノを弾くということは、ピアノと対話する感覚が必要なのです。音は弾き手の思いや心を鏡のように映し出します。その「音」との対話、自分の心と向き合うことでもあるのです。一方通行ではないのです。

ある方から、ピアノもゲームも一人でするのだから変わらないでしょう?と言われたことがありますが・・・涙!

 

家族のかたちも、子供の遊びも、生活習慣も、時代と共に変化するのは止むをえません。しかし、ほんの少しの気持ちの余裕を持って、たとえば、家事の手を休めて子供さんの目を見て話を聞いてあげたり、一緒に音楽を聴いたり、歌ったり・・・

難しいでしょうか?みんな忙しくなりましたよね。

 

せんせいのひとりごと。。いえ、切なる願いです。