京都・稲荷山にて
今年も風薫る五月がやってきました。一年で一番過ごしやすい季節ですね。
この季節にちなんだ、こんな俳句もありました。
「目には青葉 山ほととぎす 初がつお」
江戸時代中期の俳人、山口素堂の作品です。
目・耳・舌の感覚をすべて封じ込めた、リズム感・色彩感に満ちた名作ですね。
時に、俳句から音楽を感じることもあります。
ところで、ゴールデンウイークは野や山へハイキングに出かける方も多いのではないでしょうか?
耳をすまして、自然の音楽を感じてみるのもいいですね・・・
今月の一曲は、アメリカの作曲家W・ギロックの≪抒情小曲集≫より第一曲「森のざわめき」です。作曲家は、自然の中から霊感を得て曲作りすることがしばしばあります。この曲を聴けば、森林浴の効果が得られるかも知れません。
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