クリスマスと言っても何をするというわけではないのですが、毎年オルゴールのツリーと木彫りの人形・スノーマンをキッチンの片隅に飾ります。
どれも思い出がたくさん詰まっている物たちです。
大文字山で拾った松ぼっくりは、リースにするわけでもなく、ゴロゴロ転がしておきます。
子供の時からクリスマスパーティはしたことがなく、あまり馴染みのない年中行事?です。兄が12月22日生まれだったこともあり、この時期のパーティーは兄の誕生祝いでした。
私の実家では家族の誕生日にはお赤飯を炊く習慣があり、大正生まれの父は当時(1972年ごろ?)東京にも出店し始めた「ケンタッキー」のチキンなど、敵国の食べ物だとか言って(笑)見向きもしませんでした。いちごのケーキは本当に楽しみでした。
ピアノ教室の生徒さんたちは、12月に入ると「早く冬休みになって、早くクリスマスが来ないかな~」と口々に言っています。最大の楽しみはクリスマスプレゼントだとか。ローストチキンやクリスマスケーキも大好きだと話します。「お正月が楽しみ」という声はなかなか聞くことができません。おせち料理も家庭では作らない傾向にある昨今、クリスマスも良いけれど、お正月の文化が継承されなくなってしまうのは悲しいですね。
色々な文化を取り入れて、器用に「国風文化」としてしまう日本人。クリスマスはバレンタインデーやハロウィンなどと同じように、日本では楽しい行事のひとつになりました。
「クリスマス」がフランシスコ・ザビエルと共に伝来して450年。クリスマスの本当の意味を調べてみるのも面白いものです。
クリスマス14の讃美歌,14Carols for christmas - YouTube