きれいな音でひきましょう♪ ピアノレッスンは 想像力・創造力、そして、やり抜く力を育てます♪

「親学」を知っていますか?

先日TVで、最近小学生の「暴力」が増えている、という内容の特集を見ました。子供同士ケンカする時、口ゲンカを通り越して、即「暴力」になってしまうというのです。

原因は自己中心的な子供(自分さえよければいい)が増えていることだと言います。子供の頃に、親がきちんと愛情を注いでいないのではないか?という意見もありました。即、自立させようとしている・・・

確かに最近私も感じます。まだ小さいのに、何でも「自分でやりなさい」と言われている子どもたち。子供は、はじめは親や周囲がしていることを真似して、覚えていくものなんですよね。ところが、やり方もわからないうち「自分でやりなさい」と言われても、めちゃくちゃにやるだけです。ケンカの仕方にしても、生身の人間同士のコミュニケーションを見ていないから、やり方が分からないのでしょう。

 

私は生徒さんのご父兄から、折に触れて家庭でのピアノ練習のお悩みについて、ご相談いただきます。そしてそのお話が、子供さんの教育問題にまで発展することも。

日々悶々とする不安。子育てはやり直しがきかないから不安だ、というご父兄がとても多いのです。

子育ては長い道のり。私も教育者として、積極的にお話を聞かせていただいています。またそのことが、子供さんたちを理解し、指導する上でも大変役に立っています。

「先生に話を聞いて頂いて、少し気持ちが楽になった。」

「ちょっとした言葉がけの仕方で、子供が親の言うことを聞くようになった。」

「神経質になりすぎていたようです・・」

など、ご父兄からのお声も頂きます。ピアノのこと以外でも私でよかったら、いつでもお話をうかがわせて頂きますよ。一緒に考えていきましょう。

 

私は以前、日本財団ピティナが共催した「親学講座」を受講しましたが、ピアノ教師としても学ぶ要素が多く、大変意義ある勉強の機会となりました。

日本には古くからの格言で「しっかり抱いて、下におろして、歩かせる」という言葉があり、子供の発達段階に応じた親の関わり方の本質を表しているのです。

3歳までは「しっかり抱いて」(愛着)その後「下に下ろして歩かせる」(愛着→分離)それぞれの時期に適切なかかわり方が大切、というお話など、ピアノ指導にも同じように生かせる内容でした。

 

日本財団 「親学推進協会」のHPでは、動画「親学はじめの一歩」として様々なテーマのお話を紹介しています。どなたでも無料で聞くことが出来ます。高橋史朗氏の大変わかりやすい講座です。お父様・お母様、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?何かヒントになることがあると思いますよ!

 

☟一人で悩まず、さあクリックしてみましょう!!

親学動画への招待:親学推進協会-親が変われば、子どもも変わる-

 

また、教室には「親学」の一歩『親が変われば子どもも変わる』冊子を備えています。是非ご覧ください。

 

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