今月選んだ曲は、ゆく秋を惜しんでいるかのような(と、私が勝手に解釈している)鳥たちの響演。
それにしては、秋の静けさとは裏腹にアグレッシブな鳥たちも多数?
いろんな鳥たちが登場します。
吉松氏は東京の代々木公園を散策しながら、楽想を思い描くことが多いとか・・・
この曲に登場するのは、どこに住む鳥かしら?
この曲は1985年に発表された曲。
2009年のピティナ・ピアノコンペティション、全国決勝大会で弾かれ、最優秀賞になった時は、本当に驚きました。いわゆる現代奏法(げんこつや肘で鍵盤を叩くなど)が含まれていて、少し前ならこういった曲がコンペに登場するなど、考えられなかったからです。
作曲されてから四半世紀も過ぎて、今を生きる若いピアニストの卵たちが、この曲を当たり前のように弾いている。吉松ファンとしては喜ばしい限りです。
ピティナ・ピアノコンペティション全国大会での、若くエネルギッシュな演奏です。
吉松隆さんも、ご自身のブログ(2009/9/3の投稿)で讃えています。ご興味のある方はどうぞ☟
http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/