本番を来週に控えて、少し緊張感が増してきています。来週弾くのは小品ではありますが、ソロで人前で弾くことが久しぶりということも原因のひとつです。
普段は生徒さんを応援する立場ですが、いざ自分がステージに立つとなると、指導者としての生徒さんへの励ましや、支えの言葉を自分に向けなければならない。「もう一人の自分」の登場です。「セルフコーチング」ですね。
しかし、こういう感覚は指導に必ず生かされると確信しています。
生徒さんの気持ちがよくわかります。
昨日の練習では仕上がってきていたはずの演奏が少し崩壊。これはお決まりの現象。だいたい本番1週間~10日前にやってくる、誰にでも起こる現象。逆にこれが来ないと本番まで持ちこたえられないと考えることにしています。
この現象が来たら、①弾かずに楽譜の読み直し②ゆっくりフォルテで弾く③他の曲を弾いたり聴いたりして気分転換する④散歩する⑤手の込んだお料理を作る、等々の対策で乗り切るのが私流。
その後、ラストスパートをかけます!
気持ちの上で大事なことは、ピアノが弾ける環境・周囲の人たちの支え・理解や励ましに感謝すること。
今回は、ロシアンピアノ奏法による指導で活躍されている松田紗依先生に演奏を聴いて頂き、アドバイスいただけたことも大きな励みとなっています。
M先生に出会ってから7年余り。セミナーのアシスタントをさせて頂いていた時代から、少しずつ見直してきたピアノ奏法での初めてのステージ。ドキドキ!ワクワク!です。
ピアノを通しての人との出会いは、私にとって財産です。
本番は自分のためだけでなく、支えてくれている方々へ感謝の気持ちを伝えるつもりで演奏します。
明日は、大人の生徒さんとミニ音楽会。ここで演奏を聴いて頂き、ちゃっかり自分のリハーサルもさせていただきます。
今日は練習もそこそこに、ご近所をお散歩。
小さな秋をたくさん感じました。
ザクロ?