お盆が過ぎたというのに、京都は4日連続の猛暑日!
生徒さんたち、暑さに負けせずに身体もシャン!としてるかな?
そんな中、ピアノを弾く生徒さんたちの姿勢が、このところとても気になる。
正座をしなくなったせいなのかしら?「腰が入らない」子どもたちが、多くなっています。腰が入らないと、当然背中が曲がってしまいます。
「姿勢が悪いとピアノが上手く弾けない。」親御さんたちはこのことを、案外見落としがちです。
ピアノを弾く時は、手指のかたち以上に姿勢が大事。小学校高学年くらいになったら、ピアノの横に姿見用の鏡を置いて練習するのもいいですよ。手や腕のフォームのチェックも自分で出来ますね。
例えば野球やテニスなど、あらゆるスポーツの世界でよく言われる「フォームの改造」。フォームを変えると球の飛距離が伸びたり、コントロールしやすくなるのですね。
ピアノを弾く時も、指は指だけで動かせるものではなく、全身の脱力やポイントとなる支点があってこそ上手く動かせるんです。椅子の高さを含めて、姿勢は最も大切といえます。
姿勢がよくなると、あら、不思議ーー!音もクリアになってきます。
今朝、窓を開けて空を見上げたら、一面にうろこ雲が広がっていました。暑さの中にも、秋の気配が感じられます。今日も気合を入れて~!レッスンです。
京の北山杉…背筋がぴーん!