世界遺産・平等院の入り口にある藤棚。霧雨にしっとりとした風情でした。※4月30日
皆さん、新しい時代が始まりましたね。
令和、おめでとうございます!
昨日は何故か大晦日のような気持ちになり、大掃除をして家をピカピカに。
ピアノも綺麗に磨き上げました。
気持ちが整い、今日は元旦のような清々しい気持ちで朝を迎えました。
元号が「平成」から「令和」に変わっても、私自身は何ら変わることはありません。
いつものように日々の日課をこなし、美しいものを美しいと感じ、楽しいことも苦しいことも身体ごと受け止めて笑ったり、泣いたり。
そして、これからも人と人との繋がりを大切に生きていきたいと思います。
先ほど新天皇陛下が、即位後初めてのお言葉を述べられておりました。その中に「自己研鑽に励み・・・」とありましたが、深く心に響きました。
「自己研鑽」は私にとっても人生のテーマです。書家であった父の教えでもありました。「芸術に生きる者は常に技術の鍛錬に励まなくては、人を喜ばせることは出来ない。」と。
また、「芸術とは日常の生活を美しく彩るもの。そして、自分自身と向き合うこと。」とも。
令は美しい(麗しい)、和は万物の調和でしょうか?
平成の30年間は災害こそ多かったけれども、戦争がない時代でした。世界では紛争や戦争が絶えない中で、このことは日本が誇るべきことではないでしょうか?
新しい時代「令和」も美しい国、平和で文化的な生活が出来る日本であり続けることを願ってやみません。
連休は、7月に開催する七夕コンサートの選曲と企画を思案中。今年は、「伝えたい、日本の民謡・唱歌」と題して、日本の曲を皆さんに弾いてもらおうかしら?と思っています。最近は「ふるさと」や「赤とんぼ」を知らない子どもたちが増えています。悲しいことです。
「令和」は日本の国書、「万葉集」から引用されたとのことで、日本の文化に注目が集まっています。音楽にも素晴らしい日本の古典があるのですから!
では、ゴールデンウイーク後半もお元気にお過ごしください。このところ雨が続き気温も低かったので、お天気が回復すると良いですね。