この冬は「極寒」と言っていいほどの寒さが長く続いていますね。皆さんいかがお過ごしですか?インフルも流行っています。私も体調管理を第一に…と思って過ごしております。
さて、去る1月21日(日)に京都市醍醐交流会館にて、ピティナ・ピアノステップが開催され、当教室からも7名の生徒さんが参加しました。アドバイザーの先生方、お世話になった醍醐ステーションのスタッフの先生方に感謝いたします。(私もスタッフでしたが…)
お正月休みを挟んでの練習で、少し練習計画が立てにくかったのですが、生徒さんたち一人一人、精一杯の演奏をしてくれました。
今週のレッスンは、その結果報告と反省会でした。
初めての参加で緊張して思うように弾けなかった生徒さんや、明らかに練習不足だった生徒さんもありましたが、今回は、幼児期から指導してきた5年生の生徒さん二人が、揃ってSを獲得!
また、これまで自信なさそうに弾いていた小3男子くんも、今回は演奏に躍動感があり、念願だった初めてのSをもらえてご満悦でした。
(ステップではアドバイザーからS A B C Dの評価がもらえる)
最高の「感動しました!」の評価であるSを3名の生徒さんに頂き、私も自分がもらったように嬉しかったです。
そう簡単にはとれないSを獲得した生徒さんにはS賞として「ごほうびカップ」を授与
Sをもらった生徒さんは今度はSを3つもらう!などと、早くも次に向かっての気持ちが高まっています。
あまり上手に弾けなかった生徒さんは「みんな上手だった・・・次はもっと練習して上手に弾きたい。」とお手紙に書いてくれています。
このようにステージの経験は、一つのゴールであり、また次に向かっての目標が見えてくるものなのです。生徒さんそれぞれが成長する瞬間です。
生徒さんたちから、ステップに参加しての感想や次の目標、絵日記などを頂きました。
ところで、ステージで自分の力を出し切るためには、どうすればよいのでしょう。
それには、いくつか必要な条件や準備があります。
♪個性にあった選曲をすること
♪最高の練習をすること(マイナス練習をしない)
♪体調管理をすること
♪演奏のイメージトレーニングをおこなう
♪メンタルトレーニング(自信をもつ)
♪緊張しているときの対処法を教える(緊張を集中力に変える)
などがありますが、スポーツ選手などと共通点があります。「時間芸術」として、フィギュアスケートとの共通点を多く見出せます。
また、性格も大きく影響します。性格は変えられませんが、ある程度「おおらかに」育てることも大切です。「きちんと、おおらかに」かな?笑
ステージで輝くという経験は、人生のあらゆるシーンで役に立つことでしょう。
醍醐ステップが終了し、ほっと一息。生徒さんたちの成長は「教師冥利に尽きる」というところでしょうか。ご父兄の方々も、ご家庭での練習の付き添いやコーチ役、本当にお疲れ様でした。
今回Sを獲得した生徒さんもさらなる飛躍に向けて、ピアノを長く続けていってほしいと思います。専門家にならずとも、ピアノは続ければ続けるほど奥の深さがわかってきて、もっともっと探りたくなるものです。
さあ、音楽という深い海の中へ・・・いっしょに探検を続けましょう。