きれいな音でひきましょう♪ ピアノレッスンは 想像力・創造力、そして、やり抜く力を育てます♪

続くかわからない?

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             花壇の妖精?

 

こんにちは。ようこ先生のピアノ教室です。

2月の半ばを過ぎると、体験レッスンのお申込みが多くなります。

 

お子様にピアノを習わせるにあたって、親御さんから様々な声を伺いますが、最近増えてきているのは、「この子に続けられるかどうか分からないんですが、とりあえず習わせてみたい。」という言葉。

このような親御さんのお子様は、本当に早い時期に途中でやめてしまうことが多いです。何故でしょう?

 

お父様やお母様が「続くかどうかわからない」と思っていることに対して、お子さんは「どうせ期待されていない」と感じ取ります。(幼児でも)また、「とりあえず習わせてみたい」という言葉に対して「それなら、適当にやっておこう…」となります。この時点で子供は親から突き放された気持ちになるでしょう。こういったことは、少しだけお子さんの立場に立って考えてみれば、容易に分かると思われます。そうそう、指導する私の気持ちも⤵

 

共働きのご家庭が増えたこともあり、子供には何でも早く一人で出来るようになってほしい、と思っている親御さんが多いですね。ピアノ以外のことでも、親がお手本を示すこともなく、何でも「自分でやりなさい!」と言う。これでは、子供は結局どうしたら良いのかもわからぬまま途方にくれてしまうのです。「子供は親の背中を見て育つ」という言葉が昔からありますが、親や教師は、きちんと子供を見つめていかなければなりません。しつけや教育は学校や習い事の先生に任せて、「友達親子」でいたい、というのは、あまりにも勝手すぎる気がします。

 

ピアノを習い始める時(他のことでもそうですが)「できるだけ長く続けて欲しい」、小さいお子さんなら「一緒にがんばろうね」小学生なら「お母さん応援するよ」など、親御さんが子供に寄り添う気持ちを持つことが大切です。

実際に、そういった雰囲気を持つご家庭の子供さんは、着実に上達し長く続けているのです。教える側の気持ちもかなり上向きになります。

 

新しい春はもうすぐそこまで…🌸

親御さんはピアノ教育に何を求めるでしょうか?

ピアノを習う事で家庭がより明るく、親子の関係がより豊かなものになることを願っています。

 

 

只今体験レッスン受付中です。お気軽にお申込みください。下記リンクをクリック!

teacher.piano.or.jp

 

本番に強い子を育てる

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この冬は「極寒」と言っていいほどの寒さが長く続いていますね。皆さんいかがお過ごしですか?インフルも流行っています。私も体調管理を第一に…と思って過ごしております。

 

さて、去る1月21日(日)に京都市醍醐交流会館にて、ピティナ・ピアノステップが開催され、当教室からも7名の生徒さんが参加しました。アドバイザーの先生方、お世話になった醍醐ステーションのスタッフの先生方に感謝いたします。(私もスタッフでしたが…)

お正月休みを挟んでの練習で、少し練習計画が立てにくかったのですが、生徒さんたち一人一人、精一杯の演奏をしてくれました。

今週のレッスンは、その結果報告と反省会でした。

 

初めての参加で緊張して思うように弾けなかった生徒さんや、明らかに練習不足だった生徒さんもありましたが、今回は、幼児期から指導してきた5年生の生徒さん二人が、揃ってSを獲得!

また、これまで自信なさそうに弾いていた小3男子くんも、今回は演奏に躍動感があり、念願だった初めてのSをもらえてご満悦でした。

(ステップではアドバイザーからS A B C Dの評価がもらえる)

最高の「感動しました!」の評価であるSを3名の生徒さんに頂き、私も自分がもらったように嬉しかったです。

 

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  そう簡単にはとれないSを獲得した生徒さんにはS賞として「ごほうびカップ」を授与

 

Sをもらった生徒さんは今度はSを3つもらう!などと、早くも次に向かっての気持ちが高まっています。

あまり上手に弾けなかった生徒さんは「みんな上手だった・・・次はもっと練習して上手に弾きたい。」とお手紙に書いてくれています。

このようにステージの経験は、一つのゴールであり、また次に向かっての目標が見えてくるものなのです。生徒さんそれぞれが成長する瞬間です。

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   生徒さんたちから、ステップに参加しての感想や次の目標、絵日記などを頂きました。

 

ところで、ステージで自分の力を出し切るためには、どうすればよいのでしょう。

それには、いくつか必要な条件や準備があります。

♪個性にあった選曲をすること

♪最高の練習をすること(マイナス練習をしない)

♪体調管理をすること

♪演奏のイメージトレーニングをおこなう

♪メンタルトレーニング(自信をもつ)

♪緊張しているときの対処法を教える(緊張を集中力に変える)

などがありますが、スポーツ選手などと共通点があります。「時間芸術」として、フィギュアスケートとの共通点を多く見出せます。

また、性格も大きく影響します。性格は変えられませんが、ある程度「おおらかに」育てることも大切です。「きちんと、おおらかに」かな?

ステージで輝くという経験は、人生のあらゆるシーンで役に立つことでしょう。

 

醍醐ステップが終了し、ほっと一息。生徒さんたちの成長は「教師冥利に尽きる」というところでしょうか。ご父兄の方々も、ご家庭での練習の付き添いやコーチ役、本当にお疲れ様でした。

 

今回Sを獲得した生徒さんもさらなる飛躍に向けて、ピアノを長く続けていってほしいと思います。専門家にならずとも、ピアノは続ければ続けるほど奥の深さがわかってきて、もっともっと探りたくなるものです。

 

さあ、音楽という深い海の中へ・・・いっしょに探検を続けましょう。

 

リハーサルを終えて

先週末の土曜日、今度の日曜日にピティナ・ピアノステップ(公開演奏会)に参加する生徒さんたちのリハーサル(弾き合い会)を教室で行いました。

幼稚園の年中さんから小学5年生までの6名が、演奏曲の仕上がりを披露しました。

 

皆さん、お正月休みに沢山の練習をしたことが伺い知れましたが、やはり気になるのは「突貫工事」のような仕上げ方をする生徒さん。。塾や、宿題があると言って、日頃の練習があまり出来ていないところへ、発表の場で演奏する曲を短時間で仕上げようとしています。結局、詰めが甘い演奏になります。

自分のものになっていない、ということです。

 

一曲を仕上げるのはケーキの「ミルフィーユ」を作るようなものなんです。皆さん食べたことあるかしら?

薄く焼いたパイ生地の上にクリームやフルーツを乗せたら、また薄いパイ生地を敷いて・・・と何層にもくりかえして厚みを出していきます。

少しずつ、丁寧に。

土台がしっかりしていないと綺麗なケーキは仕上がりません。

 

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自宅練習の習慣はピアノを始めた時につけておかないと、後で曲が難しくなってからでは遅いのです。

他の教室から転入してこられた生徒さんの中には、「えーっ?家で練習しないとあかんのー?」なんて、信じられないことを言う子供もいます。教室に通っていれば上手くなるものだと親御さんも思っていたようです。ガーーーん!!

先生にも疑惑が(笑)

 

何はともあれ、あと1週間ありますから、あきらめずに最後までより素敵な演奏になるように頑張りましょう!

 

今回リハーサルに参加できなかった生徒さんも 、それぞれの一番を目指しましょう!

美味しい演奏になりますように。

 

おめでとう2018

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明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

こどもたちの健やかな成長と皆さまのご健康、ご多幸をお祈り申し上げます。

 

今年も宇治川に初日の出を見に行ってきました。

この写真のあと、雲が垂れ込めてお日様はかくれてしまいましたが、

一瞬だけ拝むことができました!

 

今年は1月9日(火)より通常レッスンが始まります。

1月13日(土)にステップ参加者のリハーサル会(弾き合い会)

1月21日(日)はステップ本番

と、1月からあわただしく始動します。

 

 

 

 

 

充実の年でした

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             宇治平等院鳳凰堂・夜間ライトアップ

 

 

ご無沙汰いたしました。ようこ先生のピアノ教室です。

早いもので今年もあと1日ですね。気が付くと12月はブログをまったく更新しておらず、楽しみにしていてくださっている生徒さんやご父兄、読者の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

今年は嬉しいことに、生徒さんの数が昨年の倍以上になり、大変充実した日々を送らせて頂きました。今年を漢字一文字に表すと「充」かな。

 

最近の傾向として、入会される年齢の低年齢化があり、2歳や3歳で体験レッスンを希望される親御さんも少なくありません。大手の音楽教室の影響なのでしょうか?(0歳児からのクラスもあるようです)

 

私の教室はすべて個人レッスンですので、個々の発達段階に応じてきめ細かくレッスンできるのですが、一応募集案内には4歳~と記載しております。どうしても・・・とおっしゃる方で、レッスンが可能かと思われる場合は3歳半からお引き受けします。

ピアノを「弾く」「弾ける」のは4歳くらいからです。それまでは、音感やリズム感を伸ばすことが大切です。沢山音楽を聴いて、踊ったり歌ったり、をご家庭でなさって頂きたいのですが、最近は共働きのご家庭も増えていますので、難しい場合も多いですね。0歳コースの存在もうなずけます。。

 

その一方で、小学校3年生くらいから始めるお子さんもいるのです。理解力があるので、導入段階の進度は速いです。音楽に親しんでいるか否かが上達のカギです。(これは何歳からはじめるにしても同じことが言えます。

 

教室ではひき続き体験レッスンを受け付けておりますが、募集人数やレッスン枠に限りがあり、ご希望に添えない場合もございます。どうぞご容赦ください。

 

2018年はさっそく1月に醍醐ステップが控えております。お正月はおせちやおもちをたくさん食べて、風邪などひかぬように過ごしてくださいね。

来年はもう少しはブログを更新できるようにしたいと思います。また、皆さんに音楽の楽しさや厳しさを、きちんと伝えられるよう、さらに指導技術に磨きをかけたいと思っています。

それでは皆さま、よいお年をお迎えください。

 

楽譜は秘密の暗号

 

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      宇治川畔にある大イチョウ・・・葉っぱのじゅうたんが、ふかふかです。

 

あっという間に季節が進み、寒くなりましたね。

今年は10月に雨が多く、秋らしいお天気が少ないまま早い冬を迎えました。

 

これからの季節、寒いのは苦手!という生徒さんも多いと思います。ピアノを弾く指先が冷たくて・・・という方、何か工夫されていますか?

私も冬の練習は大変です。自分の指も冷たいけれど、ピアノの鍵盤が氷のように感じる時があります。

練習時間に合わせて、部屋を暖めておくことも必要ですし、飲み物で身体を温めることも良いですね。飲むだけでなく、マグカップを手のひらで包むと手が良く温まるのでおススメですよ。但し、やけどしないように!!

また、指先だけが開いている手袋で練習するのも良いです。子供の頃、これで練習すると指先の集中力が高まって、ピアノが上手になる気がしましたが・・・確かなことではありません(笑)皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

 

さて、1月に開催される醍醐地区ピアノステップに出演する方の課題曲・演奏曲選びがやっと終了しまして、ほっと一息ついているところです。

申込み締め切りは12月11日(月)ですが、毎年早くに定員に達してしまいますので、まだ申し込んでいない方はお早めにお申込みください。

下記にアクセスして、日本地図の「関西」をクリックしてください。

そこから醍醐に申し込んでくださいね。

www.piano.or.jp

 

来週あたりから課題曲のレッスンが順次始まります。

綺麗に仕上げるためには、最初の練習が大切です。中級以上では、じっくり楽譜を読み込んで、作曲家の意図をさぐってほしいものです。

楽譜は「秘密の暗号」です。それを解き明かすのは弾き手の楽しみであり、使命!五感をフル回転させて、丁寧に練習していきましょう!

 

 

期待過剰は・・・

 

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親は子に期待する。

先生も生徒に期待する。

これ、当たり前のことですが、実は危ない・・・

特に幼児期に周囲が期待過剰になると、子供はそこから逃れようとします。

 

このところ真剣に思う・・・

みんな、何を求めてピアノレッスンに通ってくるのだろうか?

 

楽しんでいないな。親と子で・・・

もっと音楽を楽しんでいれば、「練習」なんていう義務を課さなくても、こどもは勝手にピアノと遊び、遊びの中から学んでいくはず。

 

「先生、うちの子(4歳)ピアノをめちゃくちゃに弾くんですよ。」「ちゃんと、楽譜通りに弾くのはちょっとだけ。」

そんなお母様の言葉に私はこう答えました。

「即興演奏の第一歩!すばらしいです。」「そうやっているうちに、だんだんピアノというものが、どういうものなのか?ということが分かってきますよ。」

「どんどん遊ばせてくださいねー」

 

時折、レッスン終了後、「先生が連絡ノート書いている間、ピアノを好きに弾いていいわよ!」と言うと、知っている歌のメロディーなどを、教えてもいないのに「探り弾き」で弾く子がいますが、とても楽しそうです。そんな時私は、横で即興の伴奏をつけてあげます。すると、次の週は、一人で伴奏を付けようとしています。

これこそ、ピアノ・音楽を楽しむ第一歩なのです。

 

教則本が早く進んでほしい、という親御さんの気持ちもわかりますが、幼児期は特に楽しんでいるか否かが重要です。

 

お子さんに「練習」を強要する前に、親御さんも一緒に歌ったり、踊ったり、子供さんが小さいうちだけの貴重な時間を楽しんでくださいね。